じゃああんたが作ってみろよ原作との違い4選!勝男と鮎美はほとんど会わない?

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2025年10月からスタートした話題のTBS火曜ドラマ「あんたが」こと「じゃあ、あんたが作ってみろよ」はW主演の夏帆さんと竹内涼真さんが演じる鮎美と勝男のキャラクターが面白い!と話題になっていますが、原作漫画との違いとは?

「じゃああんたが作ってみろよ」の原作とのドラマとの違いを4つご紹介!勝男と鮎美はほとんど会わない?

目次

じゃああんたが作ってみろよ原作は漫画で完結してない!

『あんたが』とは?|料理がつなぐ再生ラブコメディ

2025年秋に注目を集めているドラマ『あんたが』こと「じゃああんたが作ってみろよ」とは
“自分を取り戻したい女性”と、“愛を取り戻したい男”の、ちょっと不器用でちょっと切ない、そして笑えて泣けるリスタート系ラブストーリーです。

物語の始まりは、プロポーズの直後に別れを迎えるカップルから。

◆ 山岸鮎美(演:夏帆)は、恋人に尽くすことを最優先にしてきた“献身系女子”。
手の込んだ手料理を振る舞い、「彼ファースト」な振る舞いを続けるうちに、気づけば自分らしさをどこかに置き去りにしてしまっていた――。

◆ 一方の海老原勝男(演:竹内涼真)は、
どこか昭和的な「料理は女性の役目」と考えていた時代錯誤な亭主関白タイプ
鮎美に甘え、無意識のうちに負担を強いていた彼は、別れをきっかけに自分の過ちと向き合うことになります。

“作ってみろよ”がすべての始まりに

タイトルにもなっている「あんたが(作ってみろよ)」の言葉通り、勝男は初めてキッチンに立ちます。
そして、料理を通じて自分の思考や価値観のズレに気づき、変わり始めるのです。

初めは慣れない包丁に四苦八苦するも、次第に料理に魅了され、鮎美が抱えていた葛藤にも気づいていく勝男。
そんな変化が、視聴者の心を掴み「なんだかんだ応援したくなる!」という共感を呼んでいます。

一方、鮎美は新たな道へ…?

鮎美は勝男の元を離れた後、自分自身を取り戻そうとイメージチェンジ。
髪を染め、気分を切り替えようとする中で、年下の青年・ミナト(演:青木柚)と出会います。

しかし新しい恋にもほろ苦い展開が待っており、またしても別れを経験。
その中で、「誰かのための自分」ではなく「本当の自分」を見つめ直していく過程が描かれます。

すれ違った二人に、再びチャンスは訪れるのか?

「料理を作る」という行動をきっかけに、互いに見えなかった相手の本音や過去の思いが浮かび上がる二人。

このまま別々の道を歩むのか?
それとも、もう一度、心から理解し合える関係へ戻れるのか?

お互いに少しずつ変わっていく姿を描く本作は、単なるラブコメにとどまらず、自己再生と相互理解をテーマにしたヒューマンドラマとしても高い評価を得ています。

第1話放送直後には、SNS上で「勝男が昭和すぎてイライラする(笑)」という反応もありながら、
「でも、ちょっとずつ変わろうとしてる姿が愛しい」「ウザイけど応援したくなる男!」といったギャップにハマる人が続出

令和の価値観をテーマにしながら、どこか懐かしさも感じるこのドラマは、
恋愛に限らず、“自分らしく生きるってなんだろう”と立ち止まるきっかけをくれる作品です。

原作は漫画で完結してない!

『じゃああんたが作ってみろよ』は、谷口菜津子さんによる同タイトルの漫画が原作です。
2023年よりぶんか社のWebコミック誌「comicタント」で連載がスタートし、徐々に共感の輪が広がっていきました。

読者の間では「恋愛に対する価値観がリアルすぎて心に刺さる」とSNSを中心に話題を集め、2024年にはいくつかの漫画賞にも名を連ねるなど高い評価を獲得。
特に女性読者からの熱い支持を受け、“令和的恋愛観”を描く作品として注目を集めています。

現在、単行本は第3巻まで発売されており、ストーリーはまだ完結していません。
このため、実写ドラマ版の結末については原作には描かれていないオリジナル要素が加わる可能性が高いと見られています。

原作ファンにとっても、新鮮な視点で楽しめる展開が期待されそうです。

そして、結末だけではなく、ドラマのストーリー展開も原作漫画とは違う部分が多く、漫画ファンから話題になっています。

一体どこが漫画とは違うのか?以降でご紹介していきます。

じゃああんたが作ってみろよ原作との違い4選!勝男と鮎美はほとんど会わない?

ミナトの元カノたち

ドラマでも登場した鮎美と付き合ったミナトの元カノたち。

ドラマでは、ミナトが鮎美と同棲する家にミナトの元カノを連れてきてしまう衝撃の展開が!

以下の記事ではミナトの元カノのキャスト紹介をまとめてあります。

じゃああんたが作ってみろよ ミナトの元カノ役の関田コウ・すみちゃんは誰?

そんなことは漫画ではありませんでした。

しかし漫画では驚きの展開に。

鮎美がドラマと同様に、結婚などの価値観でミナトから振られた後、渚の夫がバーテンダーとして働くお店でミナトの元カノたちと遭遇し意気投合して飲んで、ミナトの話で盛り上がり、友達になるという展開に。

その後も、家で一緒に飲むような関係になります。それまで男受けばかりを気にして生きてきて、女の子の友達などいなかった鮎美にとって、渚の次にできた友達でした。

ミナトと勝男の接点

ドラマでは、鮎美がミナトと付き合ったことを知り、しかも、ミナトの元カノがたくさんいることを知ってヤキモキしていた勝男。

またミナトの酒屋に訪れて、ミナトと後輩の南川と一緒にお酒を飲むシーンがありましたが、それらはドラマオリジナルです。

そもそも勝男と鮎美は別れてからほとんど接点がありません。

ミナトと勝男は会っておらず、一緒に話すことはありませんでした。

2人が会っていたのは、ドラマオリジナルです。

勝男が兄に作ったとり天

5話で勝男が兄を元気づけるために、兄のためにとり天を作ったシーンでは、偶然、その直前のスーパーで遭遇したミナトと鮎美。

とり天を作るために、鮎美に頼んで自宅で一緒に作ってもらうシーンは、ドラマオリジナルで、ドラマでは、鮎美は自宅には訪れません。

勝男と南川と後輩の白崎ルイとその彼女と一緒にとり天を作りました。

そこにミナトと鮎美が加わったシーンはドラマオリジナルです。

実家で鮎美と勝男の家族の顔合わせ

お互いに別れたことを親に言えてなかった鮎美と勝男。何も知らない親たちが勝手に顔合わせの席を設けてしまった展開は、ドラマオリジナルで、原作漫画では出てきません。

実家に同じタイミングで帰ってきた2人が道で遭遇し、それまでの出来事を話し(ミナトとの交際、別れ、女友たち・椿との出会いなど)、勝男はきちんと付き合ってきた時の言動を謝罪。

そして鮎美から「友達になろう」と言い、2人が友達として歩き出す展開でした。

他にも細かいことはいろいろありますが、大きなポイントは以上の4つなのかな?と思いました。

じゃああんたが作ってみろよは原作と違って勝男と鮎美の接点が多いのは元サヤエンドだから?

先ほどもご紹介した通り、ドラマでは別れた後、しばらくは、鮎美と勝男が会ったり話をしたりするシーンはありませんでした。

しかし偶然再会したり、勝男が鮎美の新しい彼氏のミナトのことを知ったりと、接点がかなり多い印象です。

一体なぜなのか?

おそらくですが、漫画と違い、全10話で完結させるためなのかな?と。

漫画ではじっくりと2人が別々の経験をして、その後再会して、お互いの気持ちをすり合わせると言うことを描けると思いますが、ドラマでは時間が限られているので、早い段階で2人を再会させて、2人の存在、変化を意識させる必要があったのでは?

ということは、2人が復縁する、元サヤに戻る終わり方、結末になるのでは?と予想しています。

以下の記事では原作のネタバレをご紹介しています。

じゃああんたが作ってみろよ 最終回 結末ネタバレを漫画から!復縁する可能性が大の理由とは?

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