ばけばけイライザのモデルは実在!ヘブンとの関係は恋人?

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NHK朝ドラ「ばけばけ」でトミー・バストウさんが演じるレフカダ・ヘブンはこれからシャーロット・ケイト・フォックスさん演じる「イライザ・ベルズブランド」(いらいざ・べるずぶらんど)という女性に手紙を書きますが、モデルは実在するのでしょうか?そしてヘブンとの関係とは?

今回は朝ドラ「ばけばけ」でイライザのモデルは実在することが判明したのでご紹介します!またイライザとの関係は恋人なのか?ふたりの今後のネタバレについてもご紹介していきます。

目次

ばけばけイライザのモデルは実在!ヘブンとの関係は恋人?

朝ドラ「ばけばけ」のイライザとは?

イライザ・ベルズランド / シャーロット・ ケイト・ フォックス

アメリカで活躍する女性記者でヘブンの同僚。聡明で、世界を飛び回る行動力を兼ね備えた“パーフェクトウーマン”。ヘブンに日本行きを勧める。

<シャーロット・ケイト・フォックスさん コメント>

『マッサン』『べっぴんさん』に続き、また朝ドラに出演できて大変うれしいです。久しぶりにBK(NHK大阪)に来ましたが、エレベーターに乗るだけでも懐かしく、いろいろな思い出がよみがえってきました。
今回演じるイライザは、自立した、強くて知的な女性です。きっとチャレンジをすること、冒険することが好きな人なのだと思います。これまであまり演じることがなかった役なので、このようなチャンスをいただき、とてもわくわくしています。
トミー・バストウさんが演じるレフカダ・ヘブンとの関係性も、とてもすてきです。この二人が、今後どうなっていくかも楽しみにしていてください。
毎朝、みなさんが笑顔になれるよう、精いっぱい演じていきたいと思います。

引用元 公式サイト

このようにイライザは、ヘブンの元同僚の女性記者です。

ヘブンに日本行きを勧めているので、恋人ではなさそうですね。シャーロットさんも微妙なコメントをされています。

本当に恋人ではないのか?史実から確認していきます。

イライザのモデルは実在した!小泉八雲の恋人?

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」に登場する、ヘブンの同僚だった女性記者イライザ。

モデルはヘブンのモデル、ラフカディオ・ハーンさんの元同僚で友人だった、エリザベス・ビスランドさんという女性記者だと思われます。

このようにハーンさんを慕った人物、として紹介されています。とっても綺麗な方ですね。

ビスランドさんはのちに『ラフカディオ・ハーンの生涯と書簡(The Life and Letters of Lafcadio Hearn)』を刊行する人物です。

ハーンの同僚

ビスランドさんはハーンさんより11歳年下で、1861年にルイジアナで生まれました。

ビスランドさんはニューオリンズの新聞に「B・L・R・デーン」の筆名で詩を投稿し始めます。

やがて稿料が支払われるようになったビスランドさん。

ビスランドさんはハーンさんが書いた1882年の記事に影響され、ニューオーリンズ・タイムズ・デモクラットという新聞社で記者として働き始めました。

その新聞社にいたのがハーン。ふたりは親交を深めていきます。

ニューヨークへ

1887年にビスランドさんはニューヨークに移り、新聞「ザ・サン」から仕事をもらい、やがて多くの出版社で働きました。

雑誌「コスモポリタン」の編集者となり、ほかの雑誌にも寄稿するようになります。

世界一周旅行

1889年、雑誌ニューヨークワールドは小説『八十日間世界一周』を元ネタに、ネリー・ブライ記者を世界一周に派遣すると発表します。

コスモポリタンはこれに乗っかり、ビスランドさんも旅行に派遣すると決め、ふたりは世界一周旅行の対決をすることになります。

ビスランドさんは呼ばれてから6時間後、ニューヨークから西に向け出発。

ブライ記者は蒸気船で東向きに出発しました。

ブライ記者の旅は熱心に伝えられましたが、ビスランドさんの旅はあまり伝えられなかったそうです。

ブライ記者の期限は80日間でしたが、12月に香港に到着するまで、ライバルがいることを知りませんでした。

結局ブライ記者が72日と6時間11分、ビスランドさんは76日半で完遂しています。

日本に魅了

ビスランドさんは旅行の最中に訪れた、日本に魅了されて記事を書いています。

日本には2日間滞在し、芝の東照宮を見て感嘆されました。

その後、旅行でのさまざまな体験談をハーンさんに語ったそうです。

ハーンさんは1890年に来日され、翌年にセツさんとご結婚(正式な結婚は1896年)されています。

ハーンとの親交は続く

ビスランドさんは弁護士の男性と1891年にご結婚。その後も著書の出版を続けました。

その後もハーンさんとビスランドさんの親交は続き、手紙のやり取りを続けています。

1904年にハーンさんが亡くなり、ビスランドさんが自ら半周した伝記『ラフカディオ・ハーンの生涯と書簡(The Life and Letters of Lafcadio Hearn)』を1906年に執筆。

この本の収益は、小泉家に進呈されました。

ビスランドさんはハーンさんが亡くなったあとも、3度来日され、松江の小泉八雲旧居にも訪れています。

67歳で亡くなる

ビスランドさんは1929年、肺炎のため67歳でお亡くなりになりました。

1922年に同じ肺炎で亡くなった、ブライ記者と同じニューヨークのウッドローン墓地に葬られたそうです。

ビスランドさんの最後の著書『東方の三博士(Three Wise Men of the East)』は、没後の1930年に刊行されました。

ハーンとビスランドは心の恋人だった?

才色兼備なビスランドさん。ハーンさんとの恋仲についての記録はないようです。

ですがハーンさんの子孫たちには、ハーンさんはビスランドが好きだったのでは?という考察があったとか。

ハーンさんとセツさんのひ孫にあたる小泉凡さんは、ハーンさんとビスランドさんの手紙を引用し、このようなことを語っていたそうです。

ふたりの間柄には機微があり、相思相愛の『心の恋人』という趣が感じられます

ハーンさんの長男、小泉一雄さんも、著書『父小泉八雲』でこんなことを。

エリザベス・ビスランド女史との親交は、あるいは一種の恋愛ともいえるかもしれぬ。しかし、それは白熱の恋ではない。沢辺の蛍のごとき清冽な恋である

もちろんハーンさんがセツさんをとても愛し、大事にされていたことは有名です。

異国の地で、ハーンさんはときには孤独を抱えることもあったでしょう。

ビスランドさんは、そんなときに心の恋人になり、心の支えになったのではないでしょうか。

ハーンさんが体調を崩されたとき、ビスランドさんは励ましの手紙を送っています。

ハーンさんはビスランドさんに「あなたが気に入るような書物を書きたい」という手紙を書いていました。

ハーンさんとビスランドさんは友情を超えた、心の恋人ともいえる信頼関係を築いていたのかもしれませんね。

ヘブンとイライザの今後のネタバレは?恋人なの?

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」イライザに関するネタバレです。知りたくない方はご注意ください。

大切なイライザの写真

トキ(髙石あかり)がヘブン(トミー・バストウ)の家で、女中として働き始めました。

ビールが飲みたい、とトキに伝えますが、トキにはまったく伝わりません。

ヘブンは錦織(吉沢亮)に、英語がわかる女中が欲しい、と訴えました。

ビールの絵を描いてもらい、瓶ビールを買ったトキは振り回しながら帰宅。

ヘブンに注ぐため栓を抜くと、勢いよく泡が噴出しました。

そのときヘブンは、真っ先に机にあったイライザの写真を抱きかかえます。

それを見たトキは、とても大事な写真なんだと理解します。

イライザへの想い

ある日ヘブンはイライザの写真に語りかけました。

「松江、本当に面白くて素晴らしい街。いつか君と歩きたい」

イライザからヘブン宛てに手紙が届きました。

イライザが来日するということで、浮足経つヘブン。

イライザが来日する日、トキの元夫、銀二郎(寛一郎)がトキに会いに来ることになり、トキはお休みをもらおうとヘブンに頼みます。

渋っていたヘブンでしたが、イライザが同じ日に来ることになったので、あっさり了承しました。

トキから前の夫と会う、と聞かされ、心に雲がかかるヘブン。

翌日イライザと再会し、ヘブンと喜びを分かち合います。

ヘブンはイライザを花田旅館に案内し、女将のツル(池谷のぶえ)に同僚だと紹介しました。

するとイライザは反論。

「ちょっと、せめて大切な人、大切な友人とか言ってよ!」

そこへ錦織がやってきました。花田旅館にいる銀二郎に会いに来たのです。

ヘブンを通じてお互いに存在を知っていた、錦織とイライザはすぐに打ち解けました。

ヘブンの日本行きはイライザが勧めた

イライザは錦織に、ヘブンに日本行きを勧めたのは自分だと説明。

「神秘的なものが好きなヘブンなら、日本を世界に紹介できると思ってね」

ヘブンは滞在記を書き終える前に、イライザを呼んだのでした。

滞在記を書き終えると、ヘブンは松江を去るつもりなのだ、と錦織は残念に思います。

トキが銀二郎と歩いていると、ヘブンとイライザ、錦織に出会いました。

「はじめまして、ヘブン先生」と銀二郎が手を差し出しましたが、ヘブンは握手しようとしません。

場が気まずい雰囲気になったとき、トキが大亀の怪談を知ってると聞き、興奮するヘブン。

「ハナス、ハナス、シテクダサイ!」

事情がわからないイライザと銀二郎に、錦織が説明しました。

「毎晩トキはヘブンに怪談を聞かせ、ヘブンがそれを書きものにしています」

ヘブンとトキの阿吽の呼吸に、イライザと銀二郎は軽い嫉妬を覚えました。

イライザの想い

怪談を話し始めたトキと、それを聞くヘブン。二人だけの世界にイライザはこうつぶやきます。

「驚いたわ、ヘブンがこの土地に溶け込んでいて。変ったわ、あの人」

ヘブンと一緒に帰宅したイライザは、トキがただの女中だとは思えず、こんなことを言い出します。

「どこか暖かい土地へ行かない?そこで滞在記を書くの。わたしと二人で」

ヘブンは答えませんでした。

翌朝早く、ヘブンが花田旅館に行くと、すでにイライザは出発したあとです。

イライザからは、居場所を見つけたヘブンへの祝福を綴った手紙が残されていました。

イライザに関するネタバレは、ここまでです。

イライザとヘブンは、お互いに恋心を抱いていたようですね。

ヘブンのトキへの思いに気づいたイライザ。ふたりを祝福し、そっと去っていきました。

そんなイライザ役を演じる シャーロット・ケイト・フォックスさん。

朝ドラ「マッサン」で、初の外国人ヒロインを演じました。

イライザ役は シャーロット・ケイト・フォックス!朝ドラで初の外国人ヒロイン?

シャーロット・ケイト・フォックスさんは1985年生まれで現在40歳。アメリカのニューメキシコ州サンタフェ出身です。

2014年度後期に、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝さんとその妻リタさんをモデルにした朝ドラ『マッサン』で、玉山鉄二さんとともに主演を務めました。

外国人がヒロインを演じたのは、この作品が初めてです。

2014年3月からアメリカを離れ、東京に滞在し日本語を特訓。その演技は高く評価されました。

シャーロットさんはサンタフェ芸術大学で、演劇ダンス専攻でBFAを取得。のちに名誉博士号を授与されています。

アメリカで舞台や映画を中心に、女優としての経験を積み、朝ドラ「マッサン」のヒロイン役のオーディションで合格。

「マッサン」劇中歌「ゴンドラの唄」でCDデビューされ、全国ツアーも行われました。

2015年にはドラマ『名探偵キャサリン』で主役を務め、映画『高台家の人々』や大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』などにご出演。

舞台『俺節』でヒロイン・テレサ役を演じました。

2014年の来日前は、アメリカ人で舞台演出家の男性とご結婚されていましたが、長期日本滞在もあり2016年に離婚。

2016年に芳根京子さん主演の朝ドラ「べっぴんさん」にもご出演されています。

日本滞在中の2018年にカナダ人ビジネスマンとご結婚され、3人の子どもの母親になりました。

そんなときにコロナがあり、女優業からしばらく離れることになり、アメリカに戻ります。

そして今回の朝ドラ「ばけばけ」に出演依頼があり、5年ぶりに来日されました。

まとめ

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」に朝ドラ「マッサン」で外国人ヒロイン役を初めて演じた シャーロット・ケイト・フォックスさんが、イライザ役で登場します。

イライザはヘブンの元同僚記者で、お互いにひっそりと恋愛感情を持っている?ような存在です。

モデルはヘブンのモデル、小泉八雲さんの元同僚記者だったエリザベス・ビスランドさんだと思われます。

のちに小泉八雲さんの子孫が、小泉八雲さんは恋をしていたのでは?と考察した女性です。

恋人ではありませんでしたが、小泉八雲さんが来日後も手紙を交わし続け、お互いに信頼を寄せあっていました。

朝ドラ「ばけばけ」では、アメリカ時代のシーンもあるとのこと。トミーさんとシャーロットさんの二人がそろってセットに入ると、そこはまるでハリウッド!?

イライザの登場、楽しみです!

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