ロイヤルファミリー【馬】の戦績や血統表・実在モデルについても

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妻夫木聡さん主演のTBS日曜劇場のドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」の競走馬「ロイヤルファミリー」役の馬や実在モデルがいるのか?そして血統、戦績などが話題になっています。

ロイヤルファミリー役の馬やモデル・元ネタ、気になる戦績や血統、騎手は誰なのか?について、原作小説のネタバレを踏まえつつ、まとめていきます。

目次

ロイヤルファミリーとは?ドラマ「ザロイヤルファミリー」の後半の主役となった競争馬!

ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」がついに最終回を迎える!

2025年10月からスタートしたTBS日曜劇場枠のドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』は、競走馬と人との関わりを軸に、20年にわたる時の流れと人生の軌跡を描いたスケールの大きなドラマ作品です。

本作は、作家・早見和真さんの同名小説を原作とし、「夢を受け継ぐ」というテーマを核に据えた心揺さぶる物語としてスタートしました。放送開始直後から視聴者やメディアの注目を集め、多くの反響を呼んでいます。

ストーリーは、父と子、二世代にわたる運命の分岐点と再生の物語を中心に展開されます。前半では父親の過去と生き様が描かれ、後半ではその精神を引き継ぐ息子の姿が浮かび上がります。舞台となるのは厳しい競馬の世界。その中で交錯する絆、葛藤、そして希望が繊細に紡がれていき、「継承」という言葉に込められた深い意味が観る者の胸を静かに揺さぶります。

主人公・栗須栄治を演じるのは妻夫木聡さん。かつてはエリート税理士として成功していた彼が、ある出来事をきっかけにキャリアを失い、再起をかけて競馬界に足を踏み入れます。彼が出会うのは、佐藤浩市さん演じる名トレーナー・山王耕造。その出会いが、栄治の人生を大きく動かしていきます。

ドラマでは、原作以上に主人公の心の揺れや再生への歩みが丹念に描かれており、人間像に深みが加えられています。

演出を手がけるのは、『最愛』や『アンナチュラル』などで知られる塚原あゆ子さん。彼女の手腕により、登場人物たちの心理描写が一層リアルに、映像はより美しく仕上げられており、作品全体に奥行きと情感が加わっています。

単なる競馬ドラマにとどまらず、人生の岐路や家族の絆を描いたヒューマンストーリーとして高く評価されています。毎話登場する競走馬たちにも注目が集まっており、競馬ファンからも支持を得ている注目の一作です。

以下の記事ではドラマに登場した馬の名前など一覧でご紹介しています!

ザロイヤルファミリー出演馬の名前を一覧で!演じた役や騎手も

そんなドラマ「ロイヤルファミリー」がついに最終回を迎えてしまいます!

ロイヤルファミリーとは?後半の主役となった競争馬!

そんなドラマ「ザロイヤルファミリー」で前半のロイヤルホープを引き継いで後半の主人公となった馬が「ロイヤルファミリー」です。

ロイヤルファミリーを引き継いだ上で、重要なキーワード「相続馬限定馬主」については、以下の記事でご紹介しています。

ロイヤルファミリー 相続馬限定馬主とは?実話と原作のネタバレも

ザロイヤルファミリーは、親子二代に渡って描かれる物語で、前半は佐藤浩市さん演じる馬主の山王耕造パートです。

そして後半が息子の中条耕一のパートになり、耕一が所有して、父親が果たせなかった悲願の有馬記念の優勝を達成するための馬が「ロイヤルファミリー」です。

ロイヤルファミリーの騎手は加奈子の息子・翔平。騎手も若い世代に継承されたことになります。

最終回では、落馬による騎手の翔平も含めた怪我などに苦しんできたロイヤルファミリーがついに復活を果たして、耕一が引退を決意した最後の「有馬記念」に挑む展開が描かれます。

ロイヤルファミリー役の馬とは?騎手は誰?

ロイヤルファミリー役の馬とは?

ロイヤルホープもそうでしたが、ロイヤルファミリーもシーンなどによって、複数の馬が演じています。

以降で、ご紹介していきます。

【7話に登場】

フォークアート2025(当歳馬)
デルマドワーフ(美浦トレセン内)
ジョバンニ(ジョッキーカメラ)
ベアキングダム(切り替え前レースシーン)
ブレイヴソルジャー(牧場)


【8話に登場】

ジェイパームス(実際のレースシーン)

ディヴァイネスト(切り替え前レースシーン)

デルマドワーフ

ベアキングダム

ブレイヴソルジャー

騎手は誰?原作通りの若手騎手・翔平に

そして先ほどご紹介した通り、ファミリーに乗る騎手は野崎翔平です。主人公の栗須の恋人(後の妻)加奈子の息子で、小学生時代から登場していた翔平は、成長して、若手騎手となっていました。

そのタイミングで、耕一がファミリーの騎手として翔平を指名。翔平とファミリーの組み合わせで有馬記念での優勝を目指していきます。

当初は若い翔平の起用を周囲に反対されたものの、丁寧に翔平の成長とともに数年後を目指していることを丁寧に説明して周囲も納得。

この翔平の起用は原作通りの展開です。

ロイヤルファミリーのモデル・元ネタとは?

小説『ザ・ロイヤルファミリー』の著者・早見和真さんは、過去のインタビューなどで、本作が特定の実在人物や競走馬を描いたノンフィクションではないことを明確に語っています。登場するキャラクターや馬たちは、いずれも現実に存在した誰かをモデルにしたわけではなく、史実に基づいたストーリーでもありません。

なので、ロイヤルファミリーもモデルや元ネタなどがない競走馬だと思われます。

とはいえ、完全に空想だけで築かれた作品とも言い切れない側面があります。というのも、早見さんは物語の執筆に際し、競馬界のリアルに真摯に向き合い、多くの関係者と直接対話を重ねてきたことが知られているからです。

馬主、調教師、騎手、厩務員……現場の最前線で語られた生の言葉、経験、想いが、作品の随所にリアリティとして息づいています。現場の空気、競馬にかける情熱、葛藤や喜び。そうしたディテールが物語に深みを与えているのです。

たとえば、物語の中心となる名馬「ロイヤルファミリー」にも、明確なモデルが存在するわけではありませんが、読者の中には、かつてどこかで目にした伝説的な馬の姿と重ねてしまう人もいるかもしれません。それはきっと、競馬に対する早見さんの深い観察と取材が反映されているからこそでしょう。

全編フィクションでありながら、どこか現実に触れているかのような感覚を抱かせる本作。その“現実感”は、豊富な現地取材と、筆致に込められた臨場感が支えていると言えるでしょう。

ロイヤルファミリーの戦績や血統とは?

以降でロイヤルファミリーの様々な情報を原作小説からご紹介します。ドラマの重要なネタバレになる可能性があるので、知りたくない人は閲覧注意です。

血統

父親 ロイヤルホープ(父:フェイズアンビータブル 母:カツノミラクル)

母親 ロイヤルハピネス(父:ドライブキャット 母:エクソダス)

戦績

中央獲得賞金 18億2200万円

通算成績 20戦11勝(11-4-2-3)

 

2014年6月29日 阪神 5R 新馬戦 13番人気 1着 芝1800

2015年8月9日 小倉 8R 500万下 4番人気 1着 芝2000

2015年9月12日 阪神 9R 野分特別(1000万下) 2番人気 3着 芝1800

2015年10月11日 京都 10R 清滝特別(1000万下) 1番人気 5着 芝1800

2015年11月14日 京都 12R 1000万下(※放牧)4番人気 7着 芝2200

 

2016年4月3日 阪神 9R 明石特別(1000万下)10番人気 1着 芝2000

2016年4月24日 東京 9R 府中S(1600万下)3番人気 1着 芝2000

2016年5月8日 新潟 11R 新潟大賞典(GⅢ)6番人気 1着 芝2000

2016年9月25日 中山 11R オールカマー(GⅡ)9番人気 3着 芝2200

2016年10月30日 東京 11R 天皇賞・秋(GⅠ)13番人気 6着 芝2000

 

2017年8月20日 札幌 11R 札幌記念 4番人気 2着 芝2000

2017年10月29日 東京 11R 天皇賞・秋 3番人気 2着 芝2000

2017年11月26日 東京 11R ジャパンC 3番人気 1着 芝2400

2017年12月24日 中山 11R 有馬記念 2番人気 2着 芝2500(1着 ビッグホープ)

 

2018年4月1日 阪神 11R 大阪杯 2番人気 1着 芝2000

2018年4月29日 京都 11R 天皇賞 1番人気 1着 芝3200

2018年9月16日 ロンシャン 5R フォワ賞 3番人気 2着 芝2400

2018年10月7日 ロンシャン 4R 凱旋門賞 4番人気 1着 芝2400

2018年11月25日 東京 11R ジャパンC 1番人気 1着 芝2400

2018年12月23日 中山(豪雨) 11R 有馬記念 1番人気 1着 芝2500(2着 ソーパーフェクト)

後半のライバルとなるビッグホープやソーパーフェクトに関する情報は以下の記事でご紹介しています。

ビッグホープの戦績や馬は?有馬記念の順位やロイヤルホープが父親で封筒と関係?

ソーパーフェクトの戦績や馬とは?血統や原作ネタバレ【ロイヤルファミリー】

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