花田平太のモデルは富田旅館の富田太平で実在!小泉八雲を怒らせた?

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NHK朝ドラ「ばけばけ」で トミー・バストウさんが演じるレフカダ・ヘブンが滞在するの花田旅館の主人は生瀬勝久さん演じる花田平太(はなだへいた)ですがモデルとは?

花田平太のモデルの実在の富田旅館の主人、富田太平さんについて史実などご紹介していきます。小泉八雲を怒らせた?

目次

花田平太とは?ヘブンが滞在する花田旅館の主人!

朝ドラ「ばけばけ」とは

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」は、小泉セツ&八雲(ラフカディオ・ハーン)夫妻がモデルの物語。

明治の松江。怪談を愛する夫婦を描いたオリジナル作品です。

小泉セツをモデルにした松野トキ役を高石あかさん。

小泉八雲をモデルにしたレフカダ・ヘブン役を トミー・バストウさんが演じています。

花田平太とは?視聴者は追わなくてもいい役?

花田平太 / 生瀬勝久

花田旅館の主人。
松江でヘブンが寄宿することになる花田旅館の主人。しじみ売りに訪れるトキとも親しく、あたたかく見守る。人情味はあるが、つい余計なひと言で波風を立ててしまうことも。

<生瀬勝久さん コメント>

今回、花田旅館の主人を演じます。前回『ブギウギ』の際は標準語を話す役でしたので、今回は関西ことばかなと思っていたら、出雲ことばでした。出雲ことばは難しいので、とても苦労しています。
妻・ツル役の池谷のぶえさんとはこれまで共演も多いので、演じていて楽しいですし、シーンが豊かになる感じがします。ツルとともに、おトキの悩みを聞いたり、ヘブンさんが松江にやってきて、てんやわんやしたりしています。外国語はもちろんわからないので、外国人が来たら日本人は当時どうなっていたか、という典型的な人だと思います。
おトキがどうなるのか、ヘブンさんがどうなるのか、最後まで見届けてください。
花田旅館のシーンが、『ばけばけ』の中で一服の清涼剤になればと思います。

引用元 公式サイト

花田平太について、演じる生瀬勝久さんはこんなヒントをくれました。

生瀬勝久さんのイメージとして、日本人は愛想笑いをしたりして、相手と仲良くするように務め、感情をストレートに出さない。

そんな花田平太に対して、ヘブン先生はストレートに感情をぶつけてくるタイプ。

花田平太は英語がわからないので、怖がって馬が合わないと感じたでしょう。

でもやがて、ヘブン先生の心情に寄り添っていく、とのことです。

おトキちゃんには親心もあり、父親の司之介(岡部たかし)よりは優しく、頼りがいがあるんじゃないか、とも(笑)

ですがおトキちゃんの人生に、大きな影響を与えるわけではないので、いうなれば「どうでもいい役」なんだとか(笑)

ドラマではどうでもいい役も大事ですが、視聴者のみなさんは、平太を追わなくても大丈夫、とコメントされています(笑)

また暴れてるな~くらいで見えてもらえたら嬉しい、と語っていました。

妻のツル役の池谷のぶえさんとは共演も多く、信頼感があり心強い、とのこと。

花田旅館のシーンが、ドラマの一服の清涼剤になれば、とコメントされています。

花田平太が主人の花田旅館とは?

花田旅館はヘブンが日本で初めて滞在する宿です。

本来は松江一の旅館が用意されていたのですが、松江大橋のたもとにある、この花田旅館をヘブンが気に入り、勝手に(笑)変更してしまいます。

花田平太の妻で、旅館を切り盛りする花田ツル役を池谷のぶえさんが演じます。

異人さんの接し方に最初は戸惑いますが、徐々に受け入れていくとのこと。

おトキちゃんのこともあれこれ気にかけている、頼りになる存在です。

花田旅館の女中、ウメ役を野内まるさんが演じます。

ヘブン先生のお世話をする、明るく優しい女の子です。

3人のクランクインの様子がこちらです。

以下の記事では花田旅館のモデルについてご紹介しています!

花田旅館のモデルは松江の富田旅館で実在!小泉八雲が初めて滞在した宿

花田平太のモデルは富田太平で実在!小泉八雲を怒らせた?

小泉八雲が滞在した富田旅館

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)さんが日本で初めて滞在したのが、松江大橋のすぐそばにあった富田旅館です。

現在は大橋館として営業しています。

小泉八雲さんが松江で最初に滞在した宿、として石像が設置されました。

小泉八雲さんは、当時島根県知事だった籠手田安定さんに招かれ、1890年に島根県尋常中学校に英語教師として赴任され、松江にやってきました。

小泉八雲さんは富田旅館に、およそ3か月滞在しています。

富田太平とツネ

富田旅館の主人が富田太平さん。朝ドラ「ばけばけ」花田平太のモデルとなる人物です。

町内会などの地域活動にも、積極的に参加された人物とのこと。

妻は女将のツネさん。おふたりは小泉八雲さんが、セツさんと結婚するまでの生活を支えました。

おふたりの記述により、小泉八雲さんの暮らしを綴った「冨田旅館ニ於ケル小泉八雲先生」があります。

小泉八雲さんを知るうえで、とても貴重な松江の文化遺産となりました。

女中のお信

富田旅館の女中、お信さん。「ばけばけ」ウメのモデルです。6歳からここで女中として働いていたそうです。

セツさんとも仲が良かったとか。

お信さんが主に、小泉八雲さんの面倒をみていたそうで、小泉八雲さんはとても可愛がっていたといいます。

そのお信さんは目の調子が悪くなり、片目の見えない小泉八雲さんはとても心配されました。

京都などの名医に連れていくよう、富田太平さんに頼みます。

富田太平さんはただ「はいはい」と、ほぼ聞き流していました。

小泉八雲を激怒させた富田太平

富田太平さんの対応に、小泉八雲さんは「珍しい不人情者、親の心ありません」と激怒。

女将のツネさんは、小泉八雲さんの通訳もしている英語教師、西田千太郎さんに相談しました。

西田さんは小泉八雲さんに、松江の眼科医、西川先生を紹介。

小泉八雲さんはすぐに高級なお酒を買い、西川先生の元へ向かい、お信の治療費は自分が出すので、早く治してほしいと頼みました。

そんな小泉八雲さんに感心した西川先生は、無料でお信さんの治療をし、お信さんは全治します。

その後まもなく小泉八雲さんは、近くの借家で暮らし始めました。

のちにセツさんはこの引っ越しについて、一番の大きな理由は富田太平さんの対応であった、と綴っておられます。

文化の違いや、言葉が通じなかったことも関係しているのではないでしょうか。

ですが小泉八雲さんが借家に引っ越してからも、セツさんと結婚するまで富田夫妻は、食事などの面倒をみています。

富田太平さんは小泉八雲さんを怒らせてしまいましたが、その後も面倒をみているので、面倒見のいい優しい人物だったのだと思われます。

花田平太は史実と同じにヘブンを怒らせるのかネタバレ!

ここから花田平太のネタバレです!知りたくない方はご注意ください。

ヘブンが松江に

1890年8月にヘブンが松江にやってきました。

トキは銀二郎(寛一郎)との別れから4年が経ち、22歳になっています。

天秤棒でしじみを売り歩く生活。貧乏生活から抜け出すことができません。

トキのお得意先である花田旅館は、主人の花田平太と妻で女将のツルが切り盛りしています。

日頃からトキを可愛がっている花田夫妻。トキは外国人英語教師、レフカダ・ヘブンがやってくると聞きました。

ヘブンは松江一の旅館に滞在予定でしたが、松江大橋近くの花田旅館を気に入り、勝手に変更してしまいます。

花田旅館にて

ある日、トキが花田旅館に行くと、ヘブンが「イシャ!」と興奮しています。

片目が失明しているヘブンは、目が少し痛いと言う女中のウメを心配しているのです。

ヘブンを適当にあしらう花田平太に、ヘブンは激怒しました。

その後、それでもウメを医者に連れて行かない花田平太に怒り狂うヘブン。

「オヌシ、ジゴク!」

猛烈に花田平太に抗議しました。ヘブンは自分が異国人なので、バカにされているの思ったのです。

怒りが収まらないヘブンは、錦織に借家を探してほしいと頼みます。

トキがヘブンの家の女中に

ヘブンが借りた家の女中として働くことになったトキ。

緊張しながらヘブンの家に向かうと、ウメが声をかけてきました。

トキの身を心配した花田平太とツル夫妻。

これまでヘブンのお世話をしてきたウメに、女中の仕事の引継ぎということで、できるだけ一緒にいるようにしてくれたのです。

花田夫妻の心遣いにトキは感謝しました。

現在わかっている、花田平太に関することはここまでです。

ドラマでは花田夫妻とトキは、ヘブンが来る前から知り合いですが、史実では小泉八雲さんが富田旅館を出た後にセツさんが女中としてくるようになり、そのときに初めて知り合うようです。

ただ女中のお信さんは、セツさんと以前からの知り合いで、小泉八雲さんとの仲を取り持った一人でした。

花田平太役のキャスト俳優は生瀬勝久!ブギウギにも出演

プロフィール

名前 生瀬勝久(なませ・かつひさ)
生年月日 1960年10月13日
出身地 兵庫県西宮市
身長 178cm
体重 70kg
B 100cm
W 81cm
H 92cm
靴 26.5cm
血液型 O型

引用元 キューブ

生瀬勝久さんは現在65歳。

兵庫県出身で、学生の頃は吹奏楽部でサックスを。生徒会長をしたり、駅伝の選手だったりと、大活躍だったそうです。

同志社大学に入学し、大学の劇団「第三劇場」に所属。

その傍ら、1982年には京都大学系の劇団で2代目座長も務めました。

そのときに辰巳琢郎さんにスカウトされ「そとばこまち」に入団。初舞台を踏みました。

大学卒業後は企業の内定を辞退し、演劇の世界に進みます。

「そとばこまち」で4代目座長に就任。演出や劇作家なども務めました。

コメディアンとしての才能も開花され、『探偵!ナイトスクープ』では槍魔栗三助名義で探偵の初期メンバーの1人としてご出演。

1988年のNHK連続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」へのレギュラー出演を機に、現在の生瀬勝久に改名されました。

全国区のドラマ出演は、1990年代半ばより本格的に進出。

名バイプレーヤーとして、ドラマや映画、舞台でも引っ張りだこの存在です。

朝ドラブギウギでは喜劇王!

朝ドラはなんと6作品にご出演。

純ちゃんの応援歌(1988年) – 興園寺清彦 役
まんてん(2002年) – 花山圭介 役
べっぴんさん(2016年) – 坂東五十八 役
おちょやん(2020年) – 長澤誠 役
ブギウギ(2024年) – 棚橋健二 役
ばけばけ(2025年) – 花田平太 役

杉咲花さんが主演「おちょやん」では、ラジオドラマ「アチャコの青春手帖」「お父さんはお人好し」の台本を手掛けた放送作家、 長澤誠役で。

趣里さん主演「ブギウギ」では喜劇王、 棚橋健二 役を演じました。

トリックなど出演作品

生瀬勝久さんの代表作のひとつが、仲間由紀恵さん主演『TRICK』シリーズ。

主人公を邪険に扱う刑事、矢部謙三が大当たりとなり、その後矢部謙三を主人公としたスピンオフドラマ「警部補 矢部謙三」が放送。

生瀬勝久さんにとって、初のドラマ主演作となりました。

仲間由紀恵さん主演作品では、「ごくせん」シリーズにも登場。

白金学院の生徒から人気がない教頭、猿渡五郎役を演じています。

その後も「ストロベリーナイトシリーズ」「必殺仕事人シリーズ」「リーガルハイシリーズ」などに登場。

最近では「19番目のカルテ」「秘密〜THE TOP SECRET〜」「新宿野戦病院」などにご出演されています。

映画主演作は「サラリーマンNEO 劇場版(笑)」「スープ〜生まれ変わりの物語〜」など。

2025年9月に公開された「ベートーヴェン捏造」「ブラック・ショーマン」にもご出演されています。

コミカルな役からシリアスな役まで、なんでもこなす名わき役です。

まとめ

NHK連続テレビ小説「ばけばけ」生瀬勝久さんが演じる、花田旅館の主人、花田平太についてご紹介しました。

花田旅館はレフカダ・ヘブンが松江で最初に滞在することになる宿。

モデルはヘブンのモデル、小泉八雲さんが松江で最初に滞在した富田旅館の主人、富田太平さんです。

妻の女将とともに小泉八雲さんの面倒を見ていましたが、小泉八雲さんのお世話をしていた女中が目の痛みがあるのに、病院に連れて行かなかった、と小泉八雲さんを激怒させてしまいます。

この件もあり、小泉八雲さんはおよそ3か月で、富田旅館を出ていくことになりました。

このことは朝ドラ「ばけばけ」でも描かれます。

追わなくてもいい、どうでもいい役(笑)と生瀬勝久さんが語る花田平太。

そんなことはないと思うので、ぜひ注目してみてください!

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