天海祐希さん主演で桃井かおりさんがゲスト出演した「キントリ」のエピソードが「緊急取調室 特別編」として2025年12月19日から再放送されますが、ネタバレとは?
今回はドラマ「緊急取調室」の桃井かおりさんが伝説の活動家・大國塔子(おおぐに・とうこ)との対決を描いた特別編のあらすじネタバレを結末までとキャスト出演者をご紹介します。
緊急取調室 桃井かおり主演の特別編とは?
緊急取調室 桃井かおり主演の特別編とは?
#キントリ 感謝祭✨
劇場版「 #緊急取調室 THE FINAL」12/26公開記念❗️
/#桃井かおり さん出演の伝説回ふたたび‼️
12月19日(金)よる8時〜
《「緊急取調室」特別編》放送決定🎉✨
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桃井かおりさんがゲスト出演した、
第4シーズン第1話&2話を
2時間のスペシャルバージョンでお届け✨… pic.twitter.com/z6YZY02I7J— 緊急取調室【公式】 (@kintori_tvasahi) November 29, 2025
ついにファイナルで最終回を迎えた連ドラ版のキントリこと「緊急取調室」。
以下の記事では、ファイナルについて考察をご紹介しています。
映画『緊急取調室 THE FINAL』の劇場公開を目前に控えた2025年12月19日(金)、シリーズファン必見の特別編の放送が決定しました!
今回オンエアされるのは、2021年放送のシーズン4 第1話・第2話。中でも“伝説のゲスト”と称される桃井かおりさんが登場するエピソードが、2時間のスペシャル編集版としてよみがえります。
圧倒的な存在感で視聴者を魅了した桃井さんと、主演の天海祐希さんによる緊迫の演技対決は、今もなお「シリーズ史上最高の回」と語られる名シーン。言葉の一つひとつに重みがあり、まさに“演技の神々がぶつかり合った瞬間”と呼ぶにふさわしい内容です。
公開直前にふさわしいこの放送、キントリファンなら見逃せません!
以下、あらすじ概要です。
北海道警察へ出張することになった「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の取調官・真壁有希子(天海祐希)は羽田空港へ。保安検査場で、提示しなければならない持病の薬の処方箋が見つからず、オロオロしている白髪の老女と出会う。とっさに手助けをした有希子は、同じ便に乗るという老女と共に搭乗口へ。別れ際、老女が発した「いい旅を」という言葉に、何とも言えない引っかかりを覚えながらも、自分の座席へと向かう。ところが…出発時刻になっても、飛行機は一向に離陸しない! そんな中、安全確認のため離陸が遅れる旨を告げるCAの機内アナウンスを聞いた有希子は、その声から異変を察知。様子を探るため、CAたちがいるギャレーに駆けつけると、CAのひとりが「ハイジャック」と走り書きしたメモを見せ…!
有希子はすぐさまキントリに連絡を入れ、そのままギャレーへ突入。すると、そこにはCAに凶器を突き付ける、先ほどの老女の姿があった! しかも、老女は人が変わったかのような殺気をはらみながら、「私は国民青年派の大國塔子(桃井かおり)だ」と名乗り、ハイジャックを宣言。駆け込んできた警乗警察官・山上善春(工藤阿須加)が人質解放と投降を促すも、塔子は一切ひるむことなく、爆弾を機内に持ち込んでいることを明かし、同じ便に乗っている国土交通副大臣・宮越肇を呼ぶよう要求! 宮越の汚職疑惑の真相を本人に語らせ、現政権の責任を問うと息巻き…!?
実は、塔子は50年前に国会議事堂前で“7分間の演説”を行い、活動家集団である国民青年派と機動隊の衝突を止めた活動家。黒い鉢巻をしていたことから、「黒い女神」と呼ばれたカリスマだった。しかし、その後は潜伏を続け、今やその存在を知る人間も少ない。そんな塔子がなぜ、50年の沈黙を破り、ハイジャック事件を起こしたのか――。謎が謎を呼ぶ中、有希子は事態を収束させるため、自分が人質になると申し出る。だが、塔子はこれを拒否。一方、宮越も塔子の要求を拒絶し…!
そんな中、“あってはならない事態”が発生してしまう。宮越の代わりに塔子のもとへやって来た第一秘書・東修ニ(今井朋彦)が、揉み合いになった挙げ句、命を落としてしまったのだ! その結果、現場にいた有希子に、世間から非難の声が浴びせられ…!?
引用元:公式サイト
◆桃井かおり×天海祐希の「魂の対峙」
この特別編で最大の見どころといえば、主演の天海祐希さんと、ゲスト出演の桃井かおりさんによる圧巻の演技バトル。
桃井さんが演じるのは、“黒い女神”と称された元活動家・大國塔子(おおぐにとうこ)というキャラクター。
以下の記事では大國塔子のモデルについて考察しています!
50年前に社会を揺るがすスピーチを行い、その後長く姿を消していた彼女が、突如としてハイジャック事件を引き起こします。そして取調室に送り込まれ、キントリの前に姿を現すのです。
ここで展開されるのが、視聴者の心を震わせた“真壁有希子 vs 大國塔子”の息詰まる取調べシーン。天海さんが「全身全霊で挑んだ」と語るその演技は、初共演とは思えない緊迫感を生み出し、シリーズの中でも記憶に残る名場面となりました。
◆桃井かおりの異例のラブコールも話題に
放送当時、桃井さんは天海さんに対して「桃井かおり史上最高の俳優」と賛辞を贈り、なんと撮影最終日には“交際を申し込んだ”というジョークを飛ばすほど。二人の間に生まれた深い信頼関係が、取調室のシーンにリアルな緊張感を与えています。
◆劇場版公開を盛り上げるファンイベント要素も!
特別編の放送では、これまでキントリを支えてきたメンバーたちも再集結。田中哲司、速水もこみち、塚地武雅、比嘉愛未、鈴木浩介、野間口徹、でんでん、小日向文世らおなじみのキャストが集い、視聴者へのメッセージや舞台裏トークも届けられる予定です。
まさに「キントリ完結編」を目前に控えた今だからこそ楽しめる、濃密な2時間。シリーズファンはもちろん、過去作を見逃した方にとっても、この特別編は“劇場版への最高の助走”となることでしょう。
以降では、そんな伝説の回のあらすじネタバレを結末までご紹介していきます。
緊急取調室 特別編 あらすじネタバレ結末!桃井かおりとの対決はどうなる?
真壁有希子が搭乗した飛行機が伝説の活動家・大國塔子にハイジャックされる!
北海道出張へ向かう途中、真壁有希子(天海祐希)は空港でひとりの年配女性と遭遇します。迷っていた彼女を親切に搭乗口まで案内した有希子。しかし、そこで起こる事態は、想像を超えるものでした。
機内で様子のおかしさに気づく有希子。
その違和感は的中し、搭乗中の飛行機が突如ハイジャックされてしまいます。
しかも、犯人はつい先ほど空港で手助けしたあの女性。彼女の正体は――大國塔子(桃井かおり)。50年前に国会前で“伝説の7分間スピーチ”を行い、警察と市民の衝突を止めたカリスマ的存在でした。「黒い女神」の異名を持つ、元活動家です。
塔子の狙いは、偶然同じ便に乗っていた国土交通副大臣・宮越肇(大谷亮平)を公の場に引き出し、不正の事実を語らせること。
かつて社会正義を訴えた彼女は、腐敗を暴くためにこの過激な行動に出たのです。
しかし、副大臣はこの要求を完全に拒否。事態は緊迫の度を増していきます。
ハイジャックは最悪の顛末に!そして様子がおかしい警察
ハイジャック中、塔子は「副大臣の第一秘書・東修ニ(今井朋彦)の手荷物に爆発物を仕掛けた」と告げます。
真壁が不審に思い確認しようとしたその瞬間、東が激昂し、塔子に襲いかかるという想定外の行動に出ます。
そしてもみ合いの末に塔子が持っていた毒入りの注射器に刺されてしまい、東は亡くなってしまったのです。
ここで有希子が塔子を押さえつけようとしたとき、警乗警察官・山上善春(工藤阿須加)が塔子の足を撃ち制圧。
ひとりの犠牲が出たものの、爆弾は爆発することなくハイジャックは失敗に終わります。
ところが警察が発表したのは、爆弾が処理の最中に爆発したといもの。
有希子はあの爆弾は偽物だったと感じていました。
さらに搭乗中の別の客が当時の様子を録画してネットに流したことで、有希子が強引な説得をして容疑者・塔子を刺激したという記事まで出回ってしまいます。
そんな中、有希子は今回のハイジャック事件の対応について公安警察から事情聴取を受けることに。
一方、監理官・梶山(田中哲司)には刑事部長・北斗(池田成志)から捜査に関しての圧力が入ります。
何やら、上層部は今回の事件で隠したいことがある様子。
有希子は公安からの事情聴取を受けた際も、爆弾が本物だったと言い張っていたことに違和感を覚えます。
明らかに有希子が見た爆弾はお粗末なもので、偽物で間違いありませんでした。
飛行機に乗りあわせた山上の意外な正体!そして警察の思惑
そんな中、キントリメンバーの小石川(小日向文世)と菱本(でんでん)は東の葬儀に参列。
そこで、東の息子・奨太(石田星空)が宮越に暴言をはいているのを聞いてしまいます。
何か恨みを持っている様子です。
一方の有希子は警乗警察官・山上に話を聞きに行くことに。
実はこの山上は元キントリメンバー中田善次郎(大杉漣)の息子だったのです。
すると山上は爆弾は本物だと言うのでした。
その夜、いつもの居酒屋で有希子は梶山に自分の推理を語ります。
カバンの中には爆弾ではなくPCが入っていた。
東のPCに宮越の疑惑の証拠が入っていて、国交省とつながりが深い警察がその証拠が表に出ないよう秘密裏に処理したのではないか?
小暮しのぶとは?大國塔子を丸裸に!
そんな話をしていると、「モツナベ」こと捜査一課の監物(鈴木浩介)と渡辺(速水もこみち)がやってきます。
塔子が登場する際に名乗っていた名前・小暮しのぶが実在したこと。
爆弾処理の際の映像記録は無く、処理した人物も不明だと言う。
やはりこの事件には何か裏があると思う有希子ですが、他のメンバーたちはあまり乗り気ではありません。
そこで梶山は言います。
キントリが九月末で解散することになったと。
しかし有希子は、どうせ解散するなら怖いものはないと塔子を丸裸にしようと意気込み、他のメンバーたちも結束することに!
翌日、梶山は刑事部長・北斗に塔子の聴取をお願いするも、条件を出します。
それはハイジャック事件で結果を出せなかった有希子を懲罰委員会に送ること。
上はどうしても塔子の聴取をキントリにやらせたくない様子です。
梶山は有希子に辞表を書かせてでも、聴取をしようと決意し始めていました。
一方、小石川と菱本は東の息子奨太から父親が宮越からひどいイジメを受けたいたと言う話を聞きだすことに成功。
有希子はモツナベと小暮しのぶとして住んでいた塔子のアパートにやってきます。
するとそこに三つ編みしていた自分の毛を切ったと思われる毛髪を見つけました。
その夜、奥多摩の山中から本物の小暮しのぶの遺体が発見されます。近くは切り取られた三つ編みの毛髪も。
有希子は梶山から辞表を書く話を聞かされ「それがどうしたのよ。面白くなったじゃない」とがぜんやる気を出し始めたのでした。
辞表を書いて大國塔子との対決に挑む
ここまでの話を少し整理しますと・・・
塔子が持ち込んだ爆弾はキントリの有希子(天海祐希)が見たところ偽物の可能性が高い。
しかし、刑事部長・北斗ら上層部は処理中に爆発したと言い張って認めない。
上層部は何かを隠したがっている!!
そこでキントリの面々は、小暮しのぶの命を奪った容疑で塔子の取り調べを行うことに。
梶山は有希子を取調に参加させるために辞表を書かせました。
そんな中、東修ニの息子・奨太がキントリ(緊急事案対応取調班)を訪ねてきます。彼は、父が飛行機に乗る直前に自宅へ送ってきたという筆箱を持参していました。
中を確認すると、そこには携帯電話が収められており、着信履歴にはなんと、宮越副大臣が裏金を受け取っていたと噂される企業の担当者の番号が記録されていたのです。
この発見により、事件の構図に新たな可能性が浮上します――大國塔子と東修ニが事前に連携していたのではないかという疑念です。
それならば何故、塔子が協力者の東の命を奪ったのか?
そんな疑問が残る中、取調室に塔子がやってきて、有希子は警乗警察官の山上も交えて取調を行うことに。
秘書の東の真実
許された時間は60分で、塔子とキントリの戦いが始まります。
まず追及したのは塔子と東の関係。
自らの思想の話ではぐらかす塔子に、有希子は塔子のプライドを傷つけるような言葉をかけ揺さぶりをかけていきます。
そこで山上は疑問に思っていたことを尋ねました。
それは本当に塔子が東に注射器を刺したのかどうか?
乗客が撮影した動画を見ると、東が自分から刺したかのようにも見えたからでした。
有希子たちが改めてみてみると確かに、塔子が持つ注射器を東が自ら刺されるようしているようにも見えました。
すると塔子は今度は逆に質問してきます。
それは何故爆弾が爆発したことになっているのかと。
ここで、有希子は爆弾が偽物だったと確信することに。
東は当初から命を絶つ、つもりだった。
塔子を誘ってハイジャックを起こし、自分のカバンが調べられれば、その中の宮越の不正に関する証拠が明るみに出るだろう。
有希子たちの考えを聞いても、塔子はそれを認めようとしません。
するとまずいと思ったのか、刑事部長・北斗が取調室の様子が視聴できるスイッチを切れと指示。
そして有希子は小暮しのぶに手を掛けたことについても追及。
北斗はこれ以上の有希子の聴取を止めるよう言いますが、梶山はこれを拒否します。
北斗は取り調べ映像はこちらで預かると捨て台詞を吐き出ていくのでした。
ここで塔子は50年前の自らの7分間の演説を思い出します。
小暮しのぶとの関係と大國塔子の寂しすぎる現実
再開した取り調べで塔子は語りました。
小暮しのぶは、身を隠していた大國塔子の世話をしている支援者の1人でした。
支援者だった木暮しのぶはビストロ店主にプロポーズされ、名前を貸せなくなったと言います。そして、もう手助けもできなくなったと。
かつは、伝説の活動家としてもてはやされた大國塔子でしたが、活動家の仲間や支援者たちは1人1人と年々消えていき、外に出ることもできず、狭い古い小さな部屋でお金もなく、寂しく暮らしていました。
そんな潜伏していた50年間の意外な様子をキントリメンバーが調べ上げたのでした。
取り調べでは働いていたお店で小暮しのぶが「友達が飼っている犬のえさ」だと言い、残った食事を、もらってきていて、それを大國塔子に食べさせていたことがわかります。
かつて「黒い女神」と呼ばれた伝説の活動家も今では近所で気味の悪い「お下げババア」と呼ばれていると小暮に言われた大國塔子。
絶望した大國塔子は、そこで思わず自分のおさげ髪で首をしめて命を奪ったと言います。
その後、自ら命を絶つ場所を求めていたという塔子。
そんなとき、東の持ち掛けた宮越の不正を暴くハイジャックの話に乗ったとの事。
東の持ち掛けた計画では東が塔子に手をかける予定だったという。
かっこよく自らの命を絶とうとする塔子の姿に、「生きてほしい」と訴える有希子。
二人のやり取りは続いた末に、塔子は言いました。
「国の金で生きてやる。爆弾も本物にしないといけないしな」
ここで時間切れとなり取り調べは終了。
本当の黒幕?国土交通副大臣・宮越肇の悪事は明らかにされず
最終的に、事件は東が自ら命を絶ったと公表されることに。
梶山が北斗から取り調べ映像と引き換えに勝ち取り、事実を明らかに出来たのでした。
秘書のハイジャックでの報道を受けた宮越は、「犯人が自分の疑惑を口にしたため責任を感じたと思う」と釈明をするにとどまり、宮越の不正までは明らかにならず。
北斗に渡った取り調べ映像は宮越の手に。
東のPCが入った金庫にしまい言います。
「あの化石が拘置所で病気になるとかして死んでくれたら助かるんだけどね」
一方、塔子も公安の聴取に黙秘を続けている状態。
しかしもう一つの証拠となる携帯は梶山が持っており、キントリの面々は宮越の不正を明らかにするのは諦めていない様子。
塔子が言った「爆弾も本物にしないといけないしな」というのは彼女もまだあきらめていないのではと思うキントリの面々。
そんなラストで締めくくられるのでした!
2人の対決は見事に描かれたものの、本当の黒幕だと思われる宮越肇の悪事は明らかにされない、少しもモヤモヤした終わり方でした。
緊急取調室 特別編 ゲストキャスト出演者
そんな特別編のゲストキャストをご紹介します。
宮越肇:大谷亮平
疑惑の国土交通副大臣
東修二: 今井朋彦
宮越肇国土交通副大臣の第一秘書官
小暮しのぶ:円城寺あや
大國塔子の支援者で食事などの世話をしていた
東逸子:片岡京子
秘書の東の妻
東奨太:子役 石田星空
秘書の東の息子
桜井美智:宮澤佐江
ハイジャックで人質になってしまう客室乗務員





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