すべての恋が終わるとしても 最終回ネタバレ結末を原作から!真央がいなくてもハッピーエンド?

#ad #PR #スポンサー

テレビ朝日の日曜ドラマ『すべての恋が終わるとしても』は切なくも美しいラブストーリーが話題ですが、最終回のネタバレ結末とは?

「すべての恋が終わるまで」のあらすじネタバレを最終回まで原作の小説から予想考察します。あわせて原作情報・脚本家の経歴・全話あらすじとネタバレ・キャスト出演者一覧・キャラクターまでを網羅的にご紹介。ラストは真央がいなくてもハッピーエンド?感想反響もまとめました!

目次

【最新追記】すべての恋が終わるとしても 最終回 ネタバレ結末予想!真央がいなくてもハッピーエンド?

ついに最終回を迎える「すべての恋が終わるとしても」。

以下、最終回のあらすじ予告です。

大崎真央(神尾楓珠)が亡くなった。真央のいない日々を淡々と過ごす羽沢由宇(葵わかな)は、彼が生きていた頃のように毎日メッセージを送っていた。返事は来ないとわかっていても、それが心の拠り所になっていた。そんな日々が数ヶ月経った頃、「ありがとう」と返事が届く。それは、真央の母・沙知(西田尚美)からの連絡だった。由宇からのメッセージを通して、真央が生きていた毎日を知ることができた、と由宇に感謝を伝えた沙知は、前に進むために真央のスマホを解約することを告げる。その選択を受け入れる由宇だが、真央にメッセージを送れなくなってしまったことで、さらに塞ぎ込んでしまう。
そんな由宇を気遣う野北駿太郎(白洲迅)。だが、野北自身も人生の大きな岐路に立たされていた。宮内郁子(市川由衣)との結婚を決断したものの、それがふたりにとって正しい選択なのか、野北にはわからないのだ。たとえ結婚をしても、郁子の心に忘れられない人がいることは変わらない。
一方、真央の親友として恥じない生き方をしようと決めた西颯(藤原丈一郎)のもとに、就職先の盛岡からお盆で帰省した莉津(本田望結)が姿を現す。莉津からの想いにずっと答えを出せずにいた颯。ふたりの間にある感情は恋なのか、それを確かめる時がついに訪れる。
そして、ずっと立ち止まったままの由宇を、沙知がある場所に誘い出す。それは、真央の行きつけであり、両親の思い出の喫茶店『だるま堂』。そこで沙知は、夫・蒼(飯田基祐)も知らないある秘密を由宇に打ち明け…。
この世のすべてのものに、必ず”終わり”は訪れる。それでも、私たちの人生は続いていく。

引用元:公式サイト

真央の病が治るそんな奇跡は残念ながら起きないまま亡くなってしまった7話。

そして真央が亡くなってしまった後が描かれる8話の最終回のあらすじを以降でご紹介していきます。

真央の母親から伝えられた真央を乗り越える方法

真央がいない現実で元気がなくなっていく由宇。

真央の携帯が解約されて真央にメッセージが送れなかったことで、友達のメッセージの確認もできなくなってしまった由宇。

由宇の友達からそのことを聞いた西颯(藤原丈一郎)は心配して莉津(本田望結)に話します。そして莉津からそのことを聞いた真央の母親の沙知(西田尚美)は、夫との思い出の喫茶店に由宇を呼び出します。

そして由宇に、夫である蒼(飯田基祐)との高校時代の思い出を話します。

高校に入学した後、蒼を出会い、付き合うことになり幸せな毎日を送っていた沙知でしたが、事故で記憶喪失になり、沙知とのことを忘れてしまった蒼。

それでも蒼に付き合っていたことを告げずに寄り添っていた沙知。

デート中に、沙知は事故にあって記憶を失う前の蒼のことが好きで、好きなのは今目の前にいる蒼ではなかったことがわかり、ショックを受けます。

そしてデートの帰りに蒼から「好きです」と告白された沙知は、告白を断ったのでした。

「それなのになぜ結婚したのか?」と由宇に聞かれた沙知は「記憶をなくす前の彼への気持ちに区切りをつけたから」と言います。

「忘れられたのか?」と由宇に聞かれ「忘れることなんてできない。彼は私が人生で一番好きになった相手だから」と言い「内緒ね」と笑います。

過去の特別な恋として、しまっておこうと思った。今も彼は心に特別なままいる。「すべての恋が終わったとしても、忘れる必要はないんじゃない。きっと人は忘れることができないままでも前を向くことができるはずだから」と言う沙知の言葉を受けて少しずつ前向きになっていくのでした。

莉津と西颯の恋は愛?

莉津(本田望結)はある日、西颯(藤原丈一郎)を呼び出します。そして以前話した友達と恋人の境界線のことを覚えている?と言います。キスできるかできないか。

莉津は颯に顔を近づけてキスをしようとします。すると颯が顔をそらします。

それを受けて莉津は「恋じゃなくて愛なんだね」と言います。申し訳なさそうにする楓に「今まで通り(妹のような感じで)連絡するから」と言い、去っていくのでした。

野北と郁子の結婚

野北駿太郎(白洲迅)と宮内郁子(市川由衣)は結婚に向けて進んでいくものの、郁子がまだ好きな人を忘れられないことに気づいていました。

ある夜、寝ながら泣いている郁子に気づいて抱きしめた野北。

それでも結婚に向けて進もうとする郁子。悩んでいた野北ですが、最終的に郁子との結婚を決めて、入籍します。

ある日、仕事帰りなのか?街で待ち合わせをしていた2人。先に到着していた郁子は、真央と一緒にした仕事の看板に書いてある文字「すべての恋が終わるとしても きっと一生忘れられない たった一つの恋がある」を、悲しそうな表情で見つめていました。

そんな郁子を見て、郁子の気持ちに気付いているものの、気を取り直して笑顔で郁子の元に行く野北でした。

真央が由宇に遺したもの

ある日、由宇は楓にある場所に連れて行かれます。楓は「由宇が前向きになったら連れて行ってほしいと頼まれていた」と言います。

それは、ある家。そこは2人の夢だったアートカフェを開ける物件でした。

真央は由宇に何かを遺すことが良いことなのか?悩んでいたと言います。

しかし「残したかった」と言い「アートカフェをやってもやらなくても、やるとしても別の場所でやってもいい」と由宇が決めてと言う気持ちで遺した真央。

それは真央が生前「全部、由宇が選んで」と由宇に言っていたことでした。由宇は涙を流して「あれ、そういう意味だったんだ。わかんないよ。(真央が)わかりづらい。」とつぶやくのでした。

そして、アートカフェを真央が残してくれた場所に、1人で準備をして、アートカフェをオープンさせた由宇。そこには真央が物件と一緒に遺してくれた絵を飾りました。

そしてラストシーン、高校3年生の沢本みずき(香音)と瀬戸春人(小宮)が歩いていました。

互いに思いを寄せながらも素直になれない2人はついに卒業式の日を迎え、お互いに遠い場所に行くようですが「元気でね」と気持ちを伝えないまま、別れようとします。

するとみずきが「あれ、こんなところにカフェなんてあったっけ?」と、由宇が開いたカフェに気づきます。

春人がみずきに「まだ時間ある?よかったら、寄っていかない?」と言い、みずきが笑顔で頷き、2人がカフェに入っていくのでした。

【最新追記】すべての恋が終わるとしても 最終回 感想反響!悲しいけれど良い終わり方!

もちろん、完璧に幸せ!という終わり方ではなかったものの、由宇がどうにか前に進めるきっかけを作ったのが真央の母親の高校時代のエピソードだったと言う繋がりは素敵でした。

真央が亡くなってしばらくしてから、由宇が1人で頑張ってアートカフェを開店すると言う予想をしていたのですが、意外にも真央が物件を準備してたとは、ちょっと重い気もしましたが(^^;あのタイミングの由宇にとっては、更に前向きにしてくれる真央の気持ちだったのかもしれません。

また野北さんは郁子が自分に気持ちがないことを知っていて、結婚を選び、これからも、切ない思いを抱えて結婚生活を送るのかなと思うと、幸せなのか?と少しモヤモヤエンド。

それにしても、野北さんはイケメンでいい人なのに、郁子の魅力が(もちろんビジュアルはグッドだけど)最後までわかりませんでした。

颯の莉津に対する想いが、妹のような愛だったことは少し意外だったけど、勇気を出して楓にアクションを起こした莉津はこれから絶対に幸せになれるはずと思われるラストでした。

そしてSNSの反響です。

 1. すべての恋が終わるとしても 原作・脚本家・あらすじなど概要

2025年10月スタートの注目ドラマ『すべての恋が終わるとしても』は、SNS発の切なさあふれるラブストーリーを実写化した話題作です。主演に葵わかなさんと神尾楓珠さんを迎え、10代から大人世代まで心を揺さぶる展開が大きな反響を呼んでいます。

このガイドでは、原作や脚本家、気になるストーリーのネタバレ、キャスト情報までを網羅的に紹介しています。特に「あと2年」というキーワードに隠された伏線や、群像劇として描かれる8人の恋模様に注目が集まっています。

まずはこのドラマの基本情報と見どころを、以下の項目からひとつずつ丁寧にご紹介します。

1-1. まず押さえたい!「すべての恋が終わるとしても」とは?作品概要を一気に解説

『すべての恋が終わるとしても』は、葵わかなさん演じる羽沢由宇と、神尾楓珠さん演じる大崎真央の“運命の恋”を軸に展開する群像ラブストーリーです。

2人は高校の卒業式の日に恋人同士になり、大学進学後は神戸と東京での遠距離恋愛を続けます。会えるのは2カ月に一度。そんな中、由宇は真央の夢であるアートカフェの実現を応援しながら自分の将来を模索していきます。しかし3年後、思いがけない別れが2人を待ち受けます。

この作品では、恋人同士の別れや再会だけでなく、周囲の人物たちの恋愛模様も繊細に描かれており、登場人物はなんと男女8人。高校生、大学生、社会人というライフステージの変化の中で、それぞれの「恋の終わり」と「新しい始まり」が交差していく構成となっています。

 1-2. 主演は葵わかな×神尾楓珠!今作の魅力を簡潔にまとめると?

主演の葵わかなさんと神尾楓珠さんは、本作で初共演にしてW主演を務めています。葵さんは感情の揺れ動きを丁寧に表現する繊細な演技に定評があり、神尾さんは静かな内面の葛藤を目の表情で表現するタイプの俳優です。この2人が演じる“由宇と真央”の物語は、静かに、でも確実に心を打ちます。

特に注目されているのが、第2話のラストで真央が手帳を見ながら「あと2年か」とつぶやくシーン。

この一言が物語全体の伏線となっており、多くの視聴者が「余命なの?」「病気の寛解期間?」とSNSで考察を繰り広げています。

さらに、登場人物全員の恋がどこかで交錯し、終わりと始まりが連鎖していく構造が視聴者の共感を呼んでいます。悲しみだけではなく、前を向く力を与えてくれる物語です。

 4. すべての恋が終わるとしても ネタバレと原作からの予想などポイントで解説!

 4-1. 高校の出会いから始まる“運命の恋”とは

まず押さえておきたいのは、由宇と真央の“出会いのシーン”です。物語は、都立高校に通う羽沢由宇(葵わかな)が、校舎の壁にチョークアートを描く大崎真央(神尾楓珠)と出会うところから始まります。無邪気で自由な真央の姿に、由宇は一瞬で心を奪われます。

卒業式の日、ようやく想いが通じた2人は交際をスタート。その後、由宇は神戸の美大、真央は東京の美大へと進学し、遠距離恋愛が始まります。会えるのは2カ月に1回という中、夢を語り合いながら成長していく2人。しかし、環境の変化やすれ違いから少しずつ歯車が狂い始めます。

このドラマでは、以下のように人生の節目を軸に、複数の視点から恋愛が描かれています。

時期 由宇と真央の関係 大きな出来事
高校時代 出会い〜交際開始 卒業式に想いが通じて恋人同士に
大学時代 遠距離恋愛に突入 月1回の面会、アートカフェの夢を共有
社会人編 関係が崩れ、別れが訪れる 3年後、職場で偶然の再会

この「変わってしまう時間」と「変わらない想い」の対比が、物語の切なさを引き立てています。

 4-2. 「あと2年」とは何か?伏線の意味を徹底考察【最新追記】

最新追記!「あと2年」の意味が判明しました!真央は3年前に大腸がんと診断されて、「5年間再発しなければ、ほぼ完治と言える」という医者に言われたことから「あと2年」再発しなければ、由宇とやり直そうとしていると思われます。

SNSでも大きな話題となったのが、第2話のラストで真央が手帳を見ながらつぶやいた「あと2年か…」という言葉です。このセリフには明らかに大きな伏線が含まれており、ファンの間ではさまざまな考察が飛び交っていました。

予想されていた今後は以下の通りです。

  • 余命説:命に関わる病気で、あと2年の命だと診断されている
  • 寛解期間説:再発がなければ「完治」とみなされる5年寛解のうち、残りが2年
  • 再会のタイムリミット:再び由宇とやり直すための“待ち時間”としての2年

実際に原作短編集には「死」や「別れ」をテーマにしたエピソードが多数存在し、病気による別れを選んだ恋人の話も含まれています。そのため、ドラマでも真央が病気で別れを選んだ可能性が高いと予測されています。

伏線の中でも注目されている点は以下です。

  • 真央は就職せずフリーランスを選んでいる
  • 彼女に現在も恋人はいないという描写
  • 幼なじみである西颯や妹の莉津が、由宇との話題に触れるのを避けている

これらの描写から、「あと2年」という言葉には、ただの時間経過ではない深い理由があると読み取れます。

そして今度は5話では真央のガンが肝臓に転移していることが判明。肝臓がんのステージ4で余命3カ月と診断されてしまいました。

 4-3. 結末はどうなる?原作からのラスト展開予想

原作『すべての恋が終わるとしても』は、140字の超短編集で構成されています。収録エピソードは146話。その中から選ばれた8つの物語がドラマ化されていますが、最終回がどのエピソードをベースにするかはまだ明かされていません。

ただし、原作において最も反響のあったテーマは「別れの先にある希望」です。

可能性のあるラスト展開を予想すると以下の2パターンが考えられます。

  • 切ない別れエンド:真央の余命が尽き、由宇に手紙を残して旅立つ
  • 未来へつながる希望エンド:寛解を迎えた真央が、再び由宇と向き合い一歩踏み出す

原作の文体や雰囲気から考えて、悲しい中にも前向きな“記憶として残るラブストーリー”で締めくくられる可能性が高いです。

5話のガンの転移を考えると、余命宣告をされたことを考えると、おそらく亡くなってしまう、悲しいエンドになってしまう可能性が高いです。

悲しい展開になっても、過去の恋が、未来の自分を支えていく——そんな希望に満ちたラストを期待したいですね。

 5. すべての恋が終わるとしても あらすじネタバレを1話~最終回までまとめ

1話あらすじネタバレ

都立高校に通う羽沢由宇(葵わかな)はある日、校舎の壁一面に無心でチョーク画を描く大崎真央(神尾楓珠)に出会う。真央が描く絵に、真剣な眼差しに、そして惜しげもなくその絵をホースで洗い流し、屈託のない笑顔を浮かべる真央のすべてに、由宇は「運命の恋」を信じるほど、心を奪われる。
真央の影響で絵を描き始めた由宇は、その楽しさを知り、努力家の一面を発揮してメキメキと上達。好きなことに打ち込み世界を広げていく由宇は、真央にとってもいつしか特別な存在となる。やがて迎えた卒業式の日、ようやくお互いの気持ちを伝え合った二人は晴れて恋人同士になるが、由宇は神戸の美大への進学が決まっていた。そばにいられないことに不安を感じつつも、真央のある言葉に背中を押され、由宇は新しい生活に一歩を踏み出す。
神戸と東京の遠距離恋愛中の二人が会えるのは、2カ月に一度。由宇は寂しさを抱えながらも、真央の愛に支えられ、いつかアートカフェを開くという真央の夢に自分の未来を重ねることで、一人暮らしの日々を乗り越えていく。しかし3年後、就職活動と卒業制作に追われ、会う頻度が減ってしまったことに限界を感じた由宇は、真央のそばにいたいがあまり、ある選択をしてしまい…。
そんな二人の知らない時間と場所で、真央の幼馴染の西颯(藤原丈一郎)と真央の妹の大崎莉津(本田望結)、由宇と真央の母校に通う高校生の蒼(山下幸輝)と沙知(大塚萌香)、仕事で忙しい日々を送る野北駿太郎(白洲迅)と宮内郁子(市川由衣)の人生が絡み合い、それぞれの運命の針が動き始めていた…。

引用元:公式サイト

大学生活も終盤に差し掛かり、卒業制作や就職活動に忙殺される日々の中で、由宇は真央と会う機会が激減してしまったことに心の中で限界を感じていました。寂しさを抱えながらも、それを表には出さず、必死に気持ちを押し殺していたのです。

しかし本音を直接伝える勇気は出せず、由宇はSNSに投稿された真央の笑顔の写真に「会いたいのに会えない」と不満をぶつけるようにコメントを残してしまいます。

そんなある日、真央の妹・大崎莉津(本田望結)が偶然その投稿を見てしまい、驚きを隠せませんでした。

さらに、就職活動が思うように進まず焦りを募らせる由宇。そんな中で、すでに2か月前に内定を得ていたにもかかわらず、真央がそのことを知らせていなかったと知り、「どうして教えてくれなかったの?」と問いかける場面もあり、空気はぎこちなくなっていきます。

一方で、由宇は卒業後に真央のいる東京で働くことを考えていました。けれども希望していた美術関連の求人はほとんどが締め切られており、選択肢は限られていました。それでも真央のそばにいたいという思いから、美術系の夢を断ち、営業職など別の道を選ぶ決意を固めるのです。

そんな折、久しぶりに少しだけ会えることになった真央が由宇に連絡。家を出ようとした矢先、莉津からSNSの投稿を見せられたことで、真央は複雑な気持ちを抱きます。

真央が由宇の家を訪れると、彼女は外出中。部屋には、就職の希望シートが置かれており、そこには営業職を志望している旨が記されていました。それを目にした真央は、大きな驚きを覚えます。

やがて由宇が帰宅し、真央に再会できたことを心から喜ぶ様子を見せますが、真央は「美術の夢は諦めたの?」「アートカフェを一緒にやろうって言ってたじゃない」と問い詰めます。

由宇は、「会えない時間がつらかったから」と告白しますが、真央は「私は、たとえすぐに会えなくても、絆があると思ってた」と返し、2人の意見は平行線に。さらに真央はSNSの投稿の件を持ち出し、「言いたいことも口にできない関係なんて違う」と核心に触れます。

「前はもっと、自分の夢や気持ちを大切にする人だったのに」と続ける真央。「今の由宇がそうじゃないのなら、それは自分のせいかもしれない」と呟き、そのまま部屋をあとにしてしまいます。

その後、由宇が「会いたい」と連絡しても、真央からの返信は素っ気ないものでした。東京での就職面接に来たタイミングで再度連絡を取りますが、返ってきたのは「会えない」の一言。驚いた由宇が電話をかけて、「もう好きじゃなくなったの?」と問うと、真央は「うん。だから別れよう」と静かに別れを告げるのでした。

深く傷つき、呆然とする由宇。

そして3年の月日が流れ、社会人となって働く由宇は、ある日、勤務先のビルで偶然真央と再会し、思わず立ち止まるのでした――。

2話あらすじネタバレ

羽沢由宇(葵わかな)と大崎真央(神尾楓珠)の突然の別れから3年が経った秋、関西でショッピングモール「ソラリス」の営業職に就いていた由宇が、広報部への異動を機に東京へ帰ってくる。来年度の新広告プロジェクトに加わった由宇は、営業時代に由宇が描いたイラストを気に入り、今回のメンバーに推薦してくれた野北駿太郎(白洲迅)と出会う。その期待に応えようと意気込む由宇だが、会議に出席すると、そこにはフリーのイラストレーターとして真央の姿があった。
突然の再会に動揺する由宇。対照的に落ち着いた様子の真央は、由宇とは一切目を合わせずに「久しぶり」と声をかけ、他のメンバーに高校の同級生で友達だと紹介する。その対応を見た由宇は、真央の心に自分はもういないことを改めて実感する。
真央との予期せぬ出会いの後、高校時代の同級生との飲み会に参加した由宇は、真央の親友・西颯(藤原丈一郎)とも再会。近況に交えて、真央には由宇と別れてからずっと彼女がいないと聞かされるが…。
飲み会の後、颯は真央の家を訪ねる。実は、颯自身も真央と会うのは久しぶりだった。酒を飲みながら、由宇と別れた本当の理由を聞き出そうとするが、真央の妹・莉津(本田望結)から、これ以上、由宇の話を真央にするなと冷たくあしらわれてしまう。
翌日、25歳の誕生日を迎えた由宇は、プロジェクトの資料を集めるため真央と二人で外出をすることに。一方、偶然にも由宇と同じ誕生日だった野北は、そんな二人の関係を察していて…。

引用元:公式サイト

高校時代の仲間と再会したことで、由宇の心にふと浮かんだのは、長らく連絡を取っていなかった親友・真央のことでした。久々の集まりに真央は姿を見せず、彼女が内定を辞退してフリーランスという道に進んだ理由もはっきりとはわかりません。その選択の背景に何があったのか、由宇の中には拭いきれない引っかかりが残ります。

真央と特に仲が良かった西颯ですら、「気まぐれだったみたい」と短く言うばかりで、それ以上は語ろうとはしません。そのため、真央の本心は謎のままでした。

そんなある日、プロジェクトの一環で資料集めが必要となり、由宇と真央は久しぶりに二人で出かけることになります。最初はぎこちない雰囲気が流れますが、由宇が素直に過去の思い出や感謝の気持ちを口にすると、少しずつ真央の表情にも変化が見え始めました。

「高校のとき、ほんとに支えられてた」と由宇が伝えると、真央は黙って聞いた後、静かに「ありがとう」と微笑みます。その後、公園を散策しながら、花の名前について話したり、たい焼きを半分こしたり、ボートに乗って水面を眺めたりと、いつしか二人の間に懐かしい温もりが戻ってきていました。

その夜、偶然立ち寄ったコンビニで、由宇は同じ誕生日の野北駿太郎とバッタリ顔を合わせます。2人ともアイスを手にしていて、思わず笑い合う場面も。真央の存在に気づいた野北は、由宇に「無理してない?」と声をかけます。それに対し由宇は、「もう整理できたから」と淡々と返し、野北は「そういう相手って、たぶん一生に一人だけだよ」と意味深に言葉を添えました。

そのころ、野北の帰りを待っていたのは、突然訪れた宮内郁子でした。彼女はささやかなバースデーケーキを手にしていて、野北の表情には少し戸惑いが浮かびます。互いの気持ちがまだ明確に交わらないまま、二人の関係には微妙な距離が残っていました。

一方、真央はひとり静かに部屋で手帳を開き、ページをめくりながら小さく「あと2年」とつぶやきます。その言葉に込められた真意は語られぬまま、物語は新たな局面へと進んでいくのです。

3話あらすじネタバレ

羽沢由宇(葵わかな)と大崎真央(神尾楓珠)が突然の別れを迎えた3年前、二人の知らない場所で、野北駿太郎(白洲迅)と宮内郁子(市川由衣)が運命的な出会いを果たしていた。周りと調和し何事にも執着しない野北と、人目を気にせず自分を貫く郁子の生き方は、まるで正反対だったが、職場での不思議な出会いから二人は意気投合。それなりの恋愛しかしてこなかった野北は、郁子の自由さに心を奪われ、運命を感じていたが…。
3年経った今、野北にとって郁子は“出会えてよかった”と“出会わなければよかった”を同時に思う唯一の存在になっていた。自分の好意に気づいていながらも、付かず離れずの距離を保ち、ふらりと現れては約束もなくまたどこかへ行ってしまう郁子との恋を、1秒でも早く終わらせたいと思う野北。だが、いざ郁子が目の前に現れると、彼女を拒むことができないのだった。
一方、3年間止まったままだった自分の恋心と向き合った由宇は、真央との関係に蹴りをつけ、先に進むことをようやく決意。プロジェクトの会議中も、仕事仲間として、真央とスムーズなコミュニケーションが取れるようになる。そんな中、プロジェクトメンバーの飲み会帰りに由宇と二人きりになった真央は、夜景を眺めながらかつての思い出話を始める。記憶を辿りながら、おもむろに手帳を取り出す真央。それは、二人が遠距離恋愛中に使っていたおそろいの手帳で…。

引用元:公式サイト

約3年前、野北(白洲迅)とバイヤーの郁子(市川由衣)は仕事先で偶然出会い、郁子が積極的に飲みに誘ってきます。少し驚いた野北ですが、2人で飲みに行き、すぐに意気投合。

郁子の奔放な雰囲気に心を奪われた野北は、まるで運命の出会いのように感じていました。そのまま野北のマンションへ。こういう風に始まる恋もあるんだと、野北は幸せをかみしめていました。

しかし翌朝、家を出るときに「今度いつ会えるのか?」と二度聞いても話をはぐらかす郁子。それから郁子からの連絡は来ないまま。

そして突然、何の連絡もなしに、マンションの下である日郁子が待っていました。

そこから始まったふたりの関係は、恋人とも言い切れないまま、曖昧な距離を保ち続けてきました。

時は流れ現在。郁子は連絡もなく突然現れ、また気まぐれに姿を消す生活を続けています。

そんな彼女に振り回されることに疲れてきた野北は、離れる決意をしようとしますが、いざ郁子が目の前に現れると気持ちを断ち切ることができません。

勇気を出して「好きだ」と思いを伝えたものの、郁子から同じ言葉が返ってくることはありませんでした。

職場では、気の合う同僚として、一緒にランチをしていた野北と由宇。2人で笑顔で歩いているところに、偶然、郁子に遭遇します。

その日、野北がマンションに戻ると、郁子が待っていました。

「だから急に来ないで」という野北。郁子は野北と由宇が笑顔で話しているのを見て、あんな笑顔初めて見たと、明らかに由宇との関係を気にしている様子でした。

ある晩、会社の飲み会に出席していた野北のもとに、郁子から「今、会える?」というメッセージが届きます。野北はその連絡に応じて外へ出て、合流します。「今度はちゃんと連絡したでしょ」という郁子。ふたりは夜の街をゆっくり歩き始めました。

道すがら、郁子が「もう一軒行く?」と誘いかけたその瞬間、野北は胸に抱えていた思いを言葉にします。「郁と一緒にいると、なんだか自分のことを嫌いになっていく気がするんだ。自信がなくなっていくというか…」

野北は、郁子がいまだに忘れられない誰かがいることに薄々気づいています。だからこそ、彼は想いを押し殺すように続けます。「関係のかたちにこだわってるわけじゃないんだ。曖昧なままでもいいと思ってる。例え“誰かの代わり”だとしても、超えられなくても、それでもいい。でもさ、郁…俺のこと、どう思ってる?俺は郁のことが本気で好きなんだ。けど、郁は違うよね。俺じゃなくてもいいんでしょ?」

問いかけに対して、郁子は「誰でもいいわけじゃない」といいつつ、はっきりとした言葉を返さず、複雑な表情を浮かべたまま黙り込むのでした。

一方、由宇(葵わかな)は、かつての恋人・真央(神尾楓珠)との関係を整理し、職場でもやっと普通に会話ができるようになります。

ある日、飲み会の帰り道で真央は、昔お揃いで買った手帳を今も持っていることを知り、驚きます。すると、真央は突然由宇にキスをします。

由宇は「真央って元カノを雑に扱う人だったんだ」と言い、心を揺さぶられ、混乱しながらその場を後にしました。

翌朝、野北と由宇は互いに、昨夜それぞれ何か心に引っかかる出来事があったことを感じ取ります。最近は気が合うことを実感し始めていた野北は、素直な気持ちをぶつけ、「俺のことを恋愛対象として見てみてほしい」と伝えました。

その頃、颯(藤原丈一郎)は、莉津(本田望結)が消化器内科に入っていく姿を目撃します。実は、真央が大腸がんと診断されていたという衝撃の事実が、静かに明かされようとしていました。

4話あらすじネタバレ

大崎真央(神尾楓珠)は3年前、大腸がんを発症していた。「5年間再発しなければ、ほぼ完治と言える」という医者の言葉を胸に、真央は、完治するまでは病気のことを家族以外誰にも話さないと決めた。嘘がつけない性格の妹・大崎莉津(本田望結)は、兄の意思を尊重するため、ここ数年、幼馴染の西颯(藤原丈一郎)のことを避けて過ごしていた。なぜなら莉津にとって颯は、唯一の相談相手であり、10年以上想いを寄せる、初恋相手だったからだ。
莉津と颯が出会ったのは、12年前。颯の愛犬・桃太郎がきっかけで仲良くなった。なかなか素直になることができない莉津にとって、颯は出会った時から心を開くことができた特別な存在だった。ところが、颯と真央が同級生になったことで、颯はある日突然、”兄の友達”という存在に変わってしまう。初恋相手は、どんどんともう一人の兄のようになっていき、莉津の「好き」は、行き場を失っていく。そして3年前、真央を襲った運命が、莉津の想いを、さらに心の奥へと封じることになってしまったのだ。
がんを発症してから3年間、羽沢由宇(葵わかな)にも颯にも、真実を隠し続けていた真央だったが、定期検診のために病院に連れ添っていた莉津の姿を、颯が目撃してしまい…。
一方、真央の秘密を知らない由宇は、突然キスをしてきた真央の真意がわからない。このままではダメだと感じた由宇は、真央への未練を断ち切り前に進むため、同僚の野北駿太郎(白洲迅)とプライベートで飲みに行くことになり…。

引用元:公式サイト

3年前、真央(神尾楓珠)は大腸がんを患っていました。医師からは「再発せずに5年を迎えられれば、ほぼ治ったと考えてよい」と伝えられます。その言葉に希望を感じながらも、真央は病気のことを家族以外には秘密にすることを決意。そして、由宇(葵わかな)には病気を打ち明けることなく、突然電話で別れを告げる選択をします。

そんな中、妹の莉津(本田望結)は、真央から「完治するまで誰にも病気のことを知らせたくない」と言われ、10年以上も思いを寄せていた颯(藤原丈一郎)との距離を自ら置くようになります。

もともとは、小学校3年生の時に、近所に引っ越してきた颯と出会い好きになった莉津。しかし、ある日家に戻ると、真央が友達を連れてきていて、その友達が楓でした。兄の友たちと言うことで、妹扱いわれ、いつも3人で過ごしていたことから、恋愛関係に発展することはありませんでした。

そんなある日、莉津が真央に付き添って病院へ行く姿を颯に見られてしまい、気持ちの整理がつかなくなっていきます。

やがて、颯は真央の体調に何か異変があるのではないかと察し、正直に「話してほしい」と向き合います。すると真央は、これまで隠していた大腸がんのことを打ち明けました。

楓、真央、莉津と3人で久々に、本音で話をして、これからは隠し事をしないようにと言う楓。

莉津と颯は、まだ由宇に対して伝えきれていない想いがあるはずだと、真央の背中をそっと押します。真央は由宇に会いに飛び出していくのでした。

しかし真央が由宇の会社に行くと、野北(白洲迅)と待ちあわせて食事に行こうとしているのを見て、逃げるように立ち去るのでした。

その後、颯は莉津は2人で一緒に食事に行きます。

子供扱いしている颯に反抗するように、ビールを飲む莉津。

莉津は思い切って、彼女がいるのか?どういうタイプが好きなのか?と質問します。そして初恋はいつなのか?と聞くと「小学校6年生」という颯。

それは、颯と莉津が初めて出会った時でした。しかし莉津がもっと切り込もうとすると、話をはぐらかす颯でした。

その後、店から出て自宅に帰ろうとする莉津に颯は言います「さっきははぐらかしてごめん。初恋の相手は莉津だ」と、飾らない言葉で告白しました。莉津が「今はどうなの?」と尋ねた、まさにその瞬間――真央が倒れて救急搬送されたという知らせが届くのでした。

5話あらすじネタバレ

3年前、大学4年生の大崎真央(神尾楓珠)は、就職活動中の恋人・羽沢由宇(葵わかな)が、自分との未来のために夢を諦めようとしていたことを知り、思わず口論になってしまう。家を飛び出した後、仲直りしようと踵を返した矢先・・・真央は病で倒れていた。大腸がんだった。病気を知れば、由宇は自分のために未来を捨て、就職活動をやめると言いかねない。そう思った真央は、由宇のため、「好きじゃなくなった」と嘘をつき、突然別れを告げた。
完治目安の5年が過ぎるまで、家族以外の誰にも病気のことは話さないと決意した真央。フリーのイラストレーターとして淡々と日々を過ごしていたが、由宇との再会をきっかけに、封印していた彼女への想いが次第に大きくなっていく。しかし、事情を知らない由宇は、真央への想いに区切りをつけ先へ進もうと、同僚の野北駿太郎(白洲迅)と食事に出かけることに。偶然にもその姿を目撃してしまった真央は、その直後に倒れてしまう。
翌日、株式会社「ソラリス」で、新広告プロジェクトの打ち合わせが行われるが、そこに真央の姿はなかった。連絡すらつかないことを心配した、戸田由紀恵(久保田磨希)は、真央の高校の同級生である由宇に、家族や友達など、誰か連絡できる人はいないか?と尋ね・・・。一方、真央が運ばれた病院では、両親とともに、妹の莉津(本田望結)と親友の西颯(藤原丈一郎)が、真央を見守っていた。
真央が隠し続けてきた別れの理由を知った時、由宇が選ぶ道はー。

引用元:公式サイト

5話では、3年前に真央が由宇に別れを告げたシーンが、真央目線で描かれました。

喧嘩をして由宇の家を飛び出したものの、由宇の家に戻ろうとした真央。しかし真央は突如倒れてしまい、病院に搬送されて、大腸がんであることを知るのでした。

こうして、自分のために就職活動をやめるなどしそうな由宇のことを考えて、嘘をついて別れを告げたのでした。

その後、フリーランスのイラストレーターとして活動を続けていた真央は由宇が会社で頑張っていることを知っていました。

由宇の勤務先の会社から依頼が来た時も、まさか由宇に会うとは思わず、仕事を受けてしまいました。そして、思いがけず由宇と再会したのでした。

そんなある日、真央が突然倒れ、連絡が取れなくなってしまいます。心配した由宇や野北(白洲迅)たち。そんな中、真央が倒れた現場に偶然残されていた手帳を偶然、由宇が見つけます。

その手帳を頼りに、由宇たちは真央の父(飯田基祐)と連絡を取り、差し迫った仕事の締切が10日後であることを知ります。

検査の結果、真央のがんは肝臓へと転移しており、病状はステージ4。余命三か月でした。母親は真央にはまだ余命のことなどを知らせたくないと言い、父親に訴えるのでした。

そんなこととは知らない由宇の上司・戸田(久保田磨希)は、今回の案件を別の担当者に引き継ぐという連絡を真央に入れてしまいます。

由宇が戸田を説得したものの、再び倒れてしまって連絡が取れなくなってしまうのが一番困ると言われ、何も言えない由宇でした。

由宇は真央の手帳から病院の診察券を発見し、入院先の病室を訪れます。そこで初めて、真央が3年前にがんを宣告されていたこと、そして本当はまだ想い合っていたにもかかわらず別れを切り出された理由を知り、真央になんで病気のことを黙っていたのか?問いただします。

真央は、自分の病気のことを知ったら、就職活動をやめてしまうと思ったからだといい、それでも納得できない由宇と言い合いに。

真央は由宇に「やっぱり由宇と一緒にいると辛い」というのでした。

その後、再び姿を消した真央を探していた由宇は、真央の両親が「余命は3ヶ月」と話しているのを偶然耳にしてしまい、深い衝撃を受けるのでした。

6話あらすじネタバレ

大崎真央(神尾楓珠)の大腸がんは肝臓へ転移。余命は3カ月と診断される。母(西田尚美)は父(飯田基祐)に、真央が今やり遂げようとしている「ソラリス」の新広告が完成するまで、本人に告知しないよう懇願するが…。そんなふたりの会話を偶然聞いてしまった羽沢由宇(葵わかな)は、受け入れがたい悲しい現実を前に、真央のため、自分の想いを伝えるべきか思い悩む。
一方、就職先の内定が決まった真央の妹・莉津(本田望結)を祝うため、西颯(藤原丈一郎)は愛犬・桃太郎の散歩に誘う。真央の診断結果はまだ出ていないと両親から聞いていたが、「たぶん出てると思う」という莉津の言葉に、颯も言葉を失ってしまう。
真央も、自分の体の変化に気づき始め、不安に駆られ、仕事も手につかない。そんな息子の様子を見た父は、真央を喫茶店「だるま堂」へと連れ出す。ホットコーヒーとクリームソーダを注文した父は、おもむろに自身の高校時代のことを話し始める。それは、高校一年生の夏休みに事故に遭い、入学してから半年間の記憶を失ったという、真央が初めて聞く話で・・・。
その頃、「ソラリス」の新広告プロジェクトで、新しいイラストレーターを発注することが決まる。またいつ体調が急変するかわからない真央に、このまま仕事を依頼できないと判断した戸田由紀恵(久保田磨希)に、由宇は頭を下げ、真央の続投を頼み込み・・・。

引用元:公式サイト

余命がわずか3ヶ月と告げられている真央(神尾楓珠)。しかし母・沙知(西田尚美)と父・蒼(飯田基祐)は、まだ彼に病の再発を打ち明けられずにいます。

父親の蒼が伝えた方が良いと思う中、母親の沙知は、以前ガンが判明した時に、絵を描けなくなってしまった真央を思って心配していたのでした。

そして偶然それを耳にしてしまった由宇(葵わかな)。「仕事だけは最後までやり遂げたい」という気持ちを母親の沙知から聞いてしまいます。由宇は、真央にどう接すればいいのか悩みながら日々を過ごしていました。

そんなある日、退院後の真央を連れて喫茶店を訪れた父・蒼は、自らの高校時代の話を息子に語り始めます。高校1年生のときに事故に遭い、半年分の記憶を失った蒼(若き頃:山下幸輝)は、当時のクラスメイトだった沙知の献身に支えられ、やがて彼女に心惹かれていったといいます。

喫茶店にいた高校生のカップルのシーンは、真央の両親の回想シーンだったことがわかる7話でした。

一度は彼女に告白をして想いを断られながらも、最終的に2人は結ばれ、結婚へと至りました。

そんな自らの経験を踏まえて、蒼は真央に「大切な人には、ちゃんと気持ちを伝えてほしい」と静かに背中を押します。

一方、由宇は野北駿太郎(白洲迅)のアシストもあり、真央のイラストの仕事を継続できるよう「私が全力でサポートします!」と戸田(久保田磨希)に頭を下げて懸命に頼み込みます。

その思いに応えるように、真央も精一杯作品を描き上げました。目標としていた仕事をすべてやり遂げることができた真央。

一方、由宇は真央の両親を訪ねて、真央が仕事をやり遂げたことを話し、余命の告知をするか、決断するのは、家族だけれども、真央は(告知を聞いても)大丈夫だと思うと説得をするのでした。

その言葉を受けて、両親は真央と妹に、余命3ヵ月と医師に告知されたことを知らせるのでした。

そして、真央は自分の残された時間と正面から向き合う決心をし、由宇とも心を通わせようと真央と向き合い動き出します。

やがて2人は互いの想いが重なっていることを確信し、キスをするのでした。

7話あらすじネタバレ

羽沢由宇(葵わかな)と大崎真央(神尾楓珠)は、3年ぶりにお互いの本音をぶつけ合い、限られた時間を共に過ごすことに決める。もし、すべての恋が終わるとしても、この瞬間だけはきっとなくならない。そう信じ、毎日を懸命に幸せに生きるふたり。
だが同時に真央は、自分に残された時間でできること、やりたいことは何なのか。自分が生きた証についても考えるようになり、心には微かな焦りが広がっていく…。そんな真央に、野北駿太郎(白洲迅)から再び仕事の依頼が舞い込む。内容は長期連載のイラストコラム。真央は、野北にすべてを打ち明け、『終活』をテーマに3ヶ月限定で引き受けたいと申し出る。由宇は、テーマを知り複雑な想いを抱くが、真央が決めた生き方をそばで見守っていた。
イラストコラムの制作を通して、自分の人生を見つめ直す真央。その真央の姿を通して、野北をはじめ、親友の西颯(藤原丈一郎)、妹の莉津(本田望結)たちも、それぞれの人生と改めて向き合い始め…。クリスマス、年越し、初詣と、真央との大切な時間を噛み締める由宇や家族たち。やがて、真央の余命宣告から、4ヶ月の時が経っていた。

引用元:公式サイト

真央(神尾楓珠)と由宇(葵わかな)は、再び共に歩む道を選び、かけがえのない時間を日々積み重ねていた。

「自分がこの世界に存在した証とは何か」を見つめ直す中で、真央は野北(白洲迅)から仕事の依頼を受ける。テーマは“終活”。真央は、3ヶ月という期限付きでその仕事を引き受けたいと申し出ると同時に、自身の余命を野北に打ち明ける。

真央からの余命を聞いても前向きにしている由宇に「強いね」と言う野北。由宇たちのことがあったのか?野北は、もう一度きちんと話をしたいと思い、宮内郁子(市川由衣)を呼び出し、きちんと気持ちを伝えて改めて別れようとしますが「結婚だったら」2人の関係はうまく収まるのでは?と言われるのでした。

それから月日が流れ、真央に余命宣告が下されてから4ヶ月が経った頃――。由宇はこのままま真央の病気が治るのでは?と言う期待を持ち始めていました。

莉津(本田望結)は、動物看護師の資格試験に合格し、新たな舞台として盛岡での仕事を提案されていた。悩み抜いた末に、由宇からの助言もあり莉津は旅立つ決意を固め、真央に報告。

しかし両親は戸惑って、莉津に今じゃないといけないのか?と言います。

しかし、家族が自分のために気を遣って、自分のやりたいことを我慢している現状を見て真央は「(自分が亡くなるのを)待っているみたい」と言い「自分がいなくなっても、それぞれの人生をちゃんと前に進めてほしい」と、静かに、そして温かく語りかける。

自分が亡くなった後も、誰かが幸せでいてくれること――それこそが、真央にとっての“生きた証”だと信じていた。

そして由宇と一緒に2人でやった最後の仕事を見に行き、笑顔を見せる真央でした。

由宇には、いつかアートカフェを開きたいという夢があった。その夢を支え、寄り添いながら、真央は静かに未来を見つめていた。

だが、時間は残酷だった。
突然体調が悪化した真央は病院へと運ばれ、そのベッドの上で、ふと「まだ生きて痛い」とこぼす。しかしその願いもむなしく、容態は急激に悪化し、静かに最期の時を迎えることとなる。

残された由宇は、現実をまだ受け止めきれずにいた。今もなお、スマホの画面越しに真央へのメッセージを送り続けている。そこに返信が来ないことは分かっていても、想いは止められないままだった。

しかし・・・真央のスマホから「ありがとう」のメッセージが入り、驚く由宇でした。

 6. すべての恋が終わるとしても キャスト出演者一覧と相関図【役柄&注目ポイント】

本作は、主演の葵わかなさんと神尾楓珠さんをはじめ、なにわ男子・藤原丈一郎さんや本田望結さん、白洲迅さん、市川由衣さんなど豪華なキャスト陣が顔を揃えています。個性的なキャラクターが多く、それぞれの関係性が丁寧に描かれている点も見どころのひとつです。

以下の表では、主要登場人物とその役柄、注目ポイントを一覧で整理しています。

役名 演者 キャラクター概要
羽沢由宇 葵わかな 高校卒業後に神戸の美大へ進学。遠距離恋愛のヒロイン
大崎真央 神尾楓珠 東京の美大生。“あと2年”の謎を抱える主人公
西颯 藤原丈一郎 真央の親友で莉津の幼なじみ。優しくて情に厚い性格
大崎莉津 本田望結 真央の妹。幼なじみの颯に片想いを続けるツンデレ系女子
野北駿太郎 白洲迅 広報部の先輩社員。由宇の才能を認める大人の男性
宮内郁子 市川由衣 野北と過去に深い関係がある謎多き女性

それぞれの人物像をさらに詳しく見ていきましょう。

 6-1. 羽沢由宇:葵わかな|アートに生きる遠距離恋愛のヒロイン

羽沢由宇は、高校の卒業式の日に真央と付き合い始め、その後は神戸の美大に進学します。絵の才能は真央との出会いによって開花し、やがて自らの将来を見つめ直していく姿が印象的です。夢を追いながらも、大切な人との距離に悩む様子がリアルに描かれています。

葵わかなさんの等身大の演技が、この由宇というキャラクターに説得力を与えており、共感する視聴者が続出しています。

6-2. 大崎真央:神尾楓珠|“あと2年”の謎を抱えた青年

東京の美大で絵に打ち込みながら、由宇との遠距離恋愛を続けていた真央は、第2話で「あと2年か」とつぶやくなど、謎めいた言動を見せています。このセリフは物語の核心に触れる伏線であり、視聴者からの注目が集まっています。

神尾楓珠さんの繊細かつ儚い演技が、真央という青年の葛藤をより深く感じさせます。

 6-3. 西颯&莉津:藤原丈一郎×本田望結|幼なじみの恋模様も注目

颯と莉津は、真央の家の近所で育った幼なじみ。藤原丈一郎さん演じる西颯は、誰にでも優しく接するタイプで、周囲に温かい空気をもたらします。一方、莉津は素直になれずついキツく当たってしまうものの、実は人一倍優しい女の子。

2人の関係には「好きだけど言えない」という純情さが漂っており、高校時代の甘酸っぱさを思い出させてくれます。

 6-4. 野北駿太郎×宮内郁子など、大人組の切なさと交差点

社会人サイドの物語を支えるのが、野北駿太郎(白洲迅)と宮内郁子(市川由衣)です。特に野北は、由宇の才能を見出し仕事に巻き込んでいく重要人物であり、私生活では宮内との過去に複雑な想いを抱えています。

彼らの恋愛模様は、「若さ」とは違った切なさと現実味があり、大人の視聴者にも刺さる展開となっています。

 7. すべての恋が終わるとしても キャラクター別最終回ネタバレ予想!真央は病気で死ぬラスト??

ここでは、視聴者の間でも注目されているキャラクターごとの結末や展開を予想していきます。原作に含まれるエピソードをもとに、恋の行方を深掘りします。

7-1. 真央は本当に病気で死ぬのか?“別れの理由”に迫る

もっとも大きな謎は、真央が口にした「あと2年」という言葉の真意です。第2話の時点でははっきり明かされていませんが、SNS上では以下のような予想がされています。

※追記!再発の恐れがある病で、5年寛解期間のうち残り2年であることが判明しました!

  • 病気による余命宣告を受けている
  • 再発の恐れがある病で、5年寛解期間のうち残り2年
  • 大切な人を傷つけないため、自ら別れを選んだ

※最新追記!ガンが転移していて、肝臓がんで余命は3カ月であると宣告されました。

これは最期を迎えてしまう可能性が高い気がします。

「誰かの恋の終わりは、誰かの恋のはじまり」というテーマに沿うならば、悲しい別れの中に希望が残されている可能性もあります。

 7-2. 由宇と真央は再会して結ばれる?ハッピーエンド派vs切ない別れ派

物語の進行とともに、由宇と真央が再び再会する場面が描かれました。2人が交わした思い出や、今なお残る感情をどう昇華するのかが最大の注目ポイントです。

【予想されるエンディング】

  • ハッピーエンド:2年後、真央が回復し再び由宇と結ばれる
  • ビターエンド:再会はしたものの、別々の道を歩む選択をする
  • サプライズエンド:死別の可能性とそれに伴う“手紙”の登場など
  • 希望のあるエンド:ハッピーとまでは行かないけれども、真央の死後、由宇は真央との夢だったブックカフェを開く道に進む

どの結末であっても、視聴者の心に長く残るラストになると予想されます。

 7-3. 他の登場人物たちの恋のゆくえと成長も見逃せない!

颯と莉津の関係、蒼と沙知の成長、そして野北と郁子の複雑な想い…。『すべての恋が終わるとしても』は、単なる2人の恋愛ではなく、複数の登場人物の人生が交差していく群像劇です。

とくに注目されているのは、蒼という内向的な少年が、沙知との交流で変わっていく様子です。この変化は、恋が人を育てるという本作のテーマを象徴しています。

 8. すべての恋が終わるとしても SNSでも話題沸騰|視聴者の考察・感想まとめ

放送開始後、SNSでは「#すべての恋が終わるとしても」がトレンド入りするなど、大きな盛り上がりを見せています。考察系ポストも日々増加中です。

 8-1. 「あと2年」に震える…視聴者の反応と考察ツイート紹介

特に注目されたのは「あと2年」というキーワードをめぐる考察です。以下に、代表的な反応を紹介します。

「あと2年って余命のこと?それとも別れの猶予…?」
「彼女と別れた理由が見え隠れしてて胸が苦しい…」
「病気じゃなかったら嬉しいけど、切なすぎる展開になりそう」

ファンのあいだでは、LINEの通知が来た時のようにドキドキしながら次の放送を待つ声も多く見られます。

 8-2. 人気キャスト発表後の反響まとめ

キャストが発表された直後からSNSでは大きな反響がありました。

  • 葵わかな&神尾楓珠のW主演に「絶対泣ける」の声
  • なにわ男子・藤原丈一郎さんの出演にファン歓喜
  • 本田望結さんの久々の連ドラ出演が話題に

視聴層は10代から30代まで幅広く、青春ドラマ×実力派俳優の掛け合わせが高評価を得ています。

 8-3. 期待値が高まる最終回直前のSNS盛り上がり

放送が進むにつれて、「真央の本心は?」「誰と誰がくっつくの?」など、ストーリーの予想合戦が加熱しています。最終回に向けての期待値は非常に高く、各話終了後にはファンアートや考察スレッドも多く見られます。

今後の展開次第で、さらに大きな話題を呼ぶことは間違いありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次