【田中家オーディション】ネタバレ結末!オチの裏の意味は笑えない入れ替え制?

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2024年12月14日放送されたフジテレビの「世にも奇妙な物語 2024冬の特別編」のアンガールズ田中卓志さん主演「第1回田中家父親オーディション」のあらすじネタバレを結末までと感想などをまとめていきます!

世にも奇妙な物語【田中家父親オーディション】ネタバレ結末とオチの裏の意味は笑えない入れ替え制?

目次

世にも奇妙な物語【第1回田中家父親オーディション】あらすじネタバレを結末まで!

会社員・田中賢一(田中卓志)は毎日残業続きで仕事に明け暮れる日々を送っていた。この日も残業を終え帰宅すると、妻・あず沙(池津祥子)から大事な報告があると告げられる。離婚話かと思ったら、それは『第1回田中家父親オーディション』を開催することにしたという内容だった。このことは瞬く間に世間に広まり賢一は個性的なメンバーと田中家の父親を賭けたオーディションに挑むことになり…。

引用元 フジテレビ

父親が“降格”?家族が勝手に「父親オーディション」を始めた!

ある日、自宅に呼び戻された田中賢一。ついに離婚を突きつけられるのではと覚悟していた彼に手渡されたのは――なんと「第1回 田中家 父親オーディション 開催決定!」と書かれた派手なチラシだった。

妻と2人の子どもたちは揃って真顔で説明する。「これからの家族には、もっとふさわしい父親が必要だから」と。仕事一筋で家庭を省みない賢一に失望した家族は、新しい父親を公募し、“審査”によって選び直すと言うのだ。

朝刊を開くと、そこにも堂々とオーディション開催の広告が掲載されており、賢一はますます困惑。冗談だろうと笑い飛ばすも、家族は至って本気。「お父さんもエントリーする?」と聞かれ、「俺が本物の父親だぞ!」と声を荒げる賢一だが、誰も耳を貸そうとしない。

出勤すると、社内でもオーディションの話題で持ちきり。若手社員たちは「話題性バツグン」「今、一番ホットなイベント」と盛り上がり、同僚の小倉に至っては「応募しちゃおうかな。田中家って育児ほぼ終わってるし、コスパよくない?」と乗り気な様子。

賢一が「家族を父親選びのオーディションにかけるなんて異常だ」と訴えても、「何が変なの?」「自分、今回で3回目のチャレンジ」と意外な反応が返ってくる。

帰宅すると、妻と子どもたちは応募書類のチェックで大はしゃぎ。賢一も腹をくくって参加を決意。だがその熱意は届かず、「結果は郵送でお知らせします」と、あっさりあしらわれるのだった。

書類選考を突破した参加者は4人!審査はまさかの“合宿スタイル”

オーディション当日。選ばれたのは4人の候補者。賢一の同僚・小倉を含め、山本、佐藤、そして田中(賢一自身)。会場となったのは、田中家での1泊2日の合宿審査。

最初の課題は家事能力。料理に掃除、洗濯などを笑顔でこなす参加者たちの中で、賢一は終始ぎこちなく、表情も曇りがち。

続いて、息子の希望による「サッカー審査」では、体力と親しみやすさが問われる。賢一はボールさえうまく扱えず苦戦。他の候補者は軽快なフットワークで子どもとの交流を楽しんでいる。

さらに、娘のリクエストによる「ダンス審査」では、参加者たちがリズム感とパフォーマンス力をアピール。賢一はひときわ妙な動きを披露し、娘も思わず苦笑。

夜の語らいと「父親としての覚悟」

夜は応募者たちが一室に集まり、それぞれの応募動機を語る時間に。佐藤はかつて家庭を壊してしまった後悔から「もう一度、ちゃんとした父親になりたい」と語る。

小倉に「なぜ応募したのか?」と聞かれた賢一は、「当然だ、俺はこの家の父親だからだ」と反論。しかし、小倉は「その“当然”が通じないから、家族が選び直そうとしてるんじゃないですか?」と鋭く切り返す。

「自分のほうが田中さんより良い父親になれる自信がある」と宣言され、言葉を失う賢一。現実を突きつけられた彼は、果たして“父親”としての信頼を取り戻せるのか――?

ついに最終日、賢一が家族に向き合う「本音のスピーチ」

オーディションもいよいよ佳境。ラストの審査は“休日の過ごし方”をテーマにした実技。
賢一は朝から張り切って手作り弁当を用意し、家族をピクニックへと連れ出します。

ところが、娘からは「卵焼きは甘くない方が好き」とサラッと指摘され、息子には「外出する休日って、ちょっと違う」とぼそり。
さらには妻からも、「あなた、休日はいつもソファで寝てるだけじゃない」と冷ややかに言われてしまいます。

一方、ライバルの小倉が提案した休日プランは好評で、他の参加者たちも上手く盛り上げ、場を楽しんでいる様子。
「昔はあんなにピクニック喜んでたのにな…これが最後の家族イベントになるかもな」と、心の中でひっそり落ち込む賢一。

そして、最終審査――個別面談が始まります。

最後に呼び出された賢一は、椅子に座るなり深く頭を下げます。

「俺は、今まで“家族”っていうものが、いて当たり前の存在だと思っていた。でも気づいたんだ。自分が何もしてこなかったってことに。疲れて帰ってきて、リビングで横になって『また寝てる』って言われるのが、幸せだと思ってた。でも、家族のことを一番考えなきゃいけないのは、俺だった。」

そう語りながら目を潤ませた賢一は、ゆっくりと言葉を続けます。

「たぶん、もう俺のことを“お父さん”だとは思っていないかもしれない。でも俺はずっと、あずさが大切で、一郎が大好きで、杏がかけがえのない存在だった。みんなが幸せになるなら、それでいいと思ってる。…俺は、今もこれからも、この家族の一員でいたい。どう思われても、ずっとそう願ってる。」

「この機会をくれてありがとう」と感謝を伝え、再び頭を下げる賢一。

しかし、家族の返事は事務的な一言。「合否は後日、書面でご連絡します。」
賢一は少し寂しげに会場をあとにします。

驚きの採用通知!そして予想外の展開が…!?

その後、ネット上ではオーディションの様子がリアルタイムで話題に。
職場でも「どうせ小倉で決まりでしょ」という声が飛び交います。

帰宅した賢一に、家族が一通の封筒を手渡します。「郵送は面倒だから手渡しで」とのこと。

半信半疑で封を開けた彼の表情が一変します。「え、合格…!?」

「え、小倉じゃなかったのか?」と困惑する賢一に、妻が理由を説明します。

「小倉さんは“苗字を小倉に変えてくれ”って言ってきて、それはちょっと…ってなったの」
「佐藤さんは、他の家庭のオーディションに受かってたことを隠してた」
「山本さんは“サッカー選手の夢を追いたい”って辞退したのよ」

「消去法じゃん…」と肩を落とす賢一に、妻は優しく言います。

「違うわ。あなたが本音を語ってくれて、それが一番心に響いたの」

続けて、娘も「お父さん、おかえり」、息子も「これからもよろしくね」と声をかけ、賢一は思わず2人を力強く抱きしめます。

「もう絶対に手放さないからな!」

しかし、ほっとしたのも束の間。妻が1枚のチラシを取り出します。

「田中家 新メンバー追加オーディション開催決定!」

「今回は、年齢・性別・国籍すべて不問よ♪」と微笑む妻。
SNS上でも再び話題が沸騰。「次は国際色豊かな父親候補!?」と騒然。

「なんでだよ!せっかく受かったのに!」と絶叫する賢一の声が、リビングに響き渡るのでした。

■感想:ただの“奇妙”じゃない。じんわり染みるメッセージ性に賛否の声も

実は感動ストーリー?

「オーディションで父親を選ぶ家族」という突飛な設定は、まさに『世にも奇妙な物語』らしさ満点。

しかし本作が多くの視聴者に刺さったのは、ただのブラックユーモアにとどまらず、「家族とは何か」「父親としての存在意義とは」といった本質的な問いを丁寧に描いた点にあります。

中盤までは笑える展開が続きますが、ラストには思わぬ感動とちょっと背筋の寒くなるオチが待っており、「じわじわ怖い」「哀しみと温かさが交差してる」など、多様な感想が寄せられました。

SNS上でも

  • 「田中卓志さん、演技うまくてびっくり」

  • 「奇妙というより心が痛くなった…」

  • 「これはホラーじゃなくて社会風刺だと思う」

といった声が相次ぎ、良い意味で“裏切られた”視聴者が多数。

オチの裏の意味は笑えない入れ替え制?

ラストは予想外の「合格通知」が賢一に届き、ホッとさせたのも束の間――
また新たな“家族追加オーディション”がスタートする、というブラックジョークで締めくくられます。

一見ほっこりしたように見える終わり方ですが、その裏にあるのは「家族すら入れ替え可能」という現代的な風刺。

“便利な家族”を求める現代人の姿と、忘れられていく父親の存在を重ねると、じわじわ怖さが込み上げてくる構成です。

■キャスト紹介:実力派&個性派のバランスが絶妙!

◆田中賢一(主演):田中卓志(アンガールズ)

まさかのドラマ初主演!これまで“キモカワ芸人”として知られてきた田中卓志さんが、本作では冴えない父親役を好演。
コミカルな前半と、感情を込めた後半のギャップに「演技上手すぎ!」と賞賛の声多数。

◆妻・田中あず沙:池津祥子

現実的でクールな妻役を好演。シニカルだけど愛情も感じさせる絶妙なバランスが光りました。

◆息子・一郎:藤本洸大

◆娘・あずさ:林芽亜里

思春期特有の微妙な距離感や冷めた口調をリアルに演じ、オーディションの空気感を支える存在に。

◆候補者たち

  • 小倉(同僚):堀井新太

  • 山本:新井康弘

  • 佐藤:森岡豊

個性派ぞろいの“父親候補”たち。中でも堀井新太さん演じる小倉の軽妙さとズルさが絶妙で、視聴者の印象に強く残りました。

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