ロイヤルファミリー 相続馬限定馬主とは?実話と原作のネタバレも

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妻夫木聡さん主演のTBS日曜劇場のドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』も折り返し地点をすぎ最終回に向けて新たな展開を迎えてします。そんな中、原作小説通りだと馬主の佐藤浩市さん演じる山王耕造が息子である目黒蓮さん演じる中条耕一に「相続馬限定馬主」の制度を使って馬を相続させる展開になります。

今回は『ザ・ロイヤルファミリー』に登場する「相続馬限定馬主」について実話や原作のネタバレなどご紹介していきます。

目次

ロイヤルファミリーでは相続馬限定馬主で耕一が馬を相続?

ザロイヤルファミリーとは?

2025年10月、TBS日曜劇場にて放送がスタートした話題作『ザ・ロイヤルファミリー』。
本作は、競馬界を舞台にした20年間の人間ドラマを描いた、壮大なヒューマン・ストーリーです。

主人公は、大手税理士法人で働く税理士・栗須栄治(くりす・えいじ/妻夫木聡)
彼はかつて、父が経営していた税理士事務所に憧れを抱き、業界大手に入社。順調にキャリアを積んでいたものの、ある出来事をきっかけに大きな挫折を味わい、自信を失います。

そんな中で出会ったのが、競走馬のオーナーであり、北海道の名門牧場を率いる実業家・山王耕造(さんのう・こうぞう/佐藤浩市)
人生の歯車が止まりかけていた栗須は、耕造との出会いを機に、競馬という未知の世界へと足を踏み入れます。

物語は、彼とともに歩んでいく競走馬「ロイヤルホープ」と、その周囲にいる家族・ライバル・仲間たちの人生を軸に、夢を追う者たちの20年の歩みを描いていく群像劇です。

本作の原作は、作家・早見和真さんによる同名小説『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮文庫刊)。
この小説は、第33回山本周五郎賞およびJRA賞 馬事文化賞という2つの名誉ある賞を受賞しており、文学的評価とエンタメ性の両面で高く評価されています。

早見氏の作品は近年ドラマ化が相次いでおり、2024年には金曜ドラマ枠で『笑うマトリョーシカ』も放送され、注目を集めました。

そんなドラマ「ザロイヤルファミリー」ですが佐藤浩市さん演じる馬主の山王耕造に隠し子がいることが発覚。隠し子の息子は目黒蓮さん演じる中条耕一なのですが、今後2人の関係性がどうなるのか?見どころの一つになってくると思います。

相続馬限定馬主で耕一が馬を相続?

原作小説通りだと、目黒蓮が耕造から馬主として馬を引き継ぐことになります。

ドラマと原作が同じであるとは限りませんが、もし「相続馬限定馬主」の話が出てくるとなると、7話になるのでは?と思います。

以下、7話のストーリーです。

「耕造(佐藤浩市)は、息子・耕一(目黒蓮)から距離を置かれたまま、心の整理もつかないままの日々を過ごしていた。
一方で栗須(妻夫木聡)は、二人のわだかまりをどうにかして解消できないかと頭を悩ませていた。

そんな中、引退した競走馬ロイヤルホープが、次世代へ血統を繋ぐべく、加奈子(松本若菜)の野崎ファームへと移されることが決まる。

その矢先、耕一から栗須に連絡が入り、「耕造に直接伝えたいことがある」と打ち明ける。栗須は会う場を設け、2人を引き合わせるが、対話はすぐにぶつかり合いへと発展。耕一は結局、言いたかったことを伝えられないまま席を立ってしまう。

耕一の真意をつかめずにいる栗須は、加奈子に相談。すると彼女は「耕一は父に反発しているのではなく、むしろ心配しているのでは?」と静かに指摘する。

再度、栗須は耕一に歩み寄り、別の形で提案をするものの、耕一は首を縦に振らなかった。諦めきれない栗須は、彼を外へ呼び出し、腹を割って話すよう促す。

ようやく重い口を開いた耕一が語った内容は、調教師の広中(安藤政信)も驚くほど意外なものだった――。
さらに、耕一の口から飛び出した思わぬ申し出に、栗須も耕造も、一瞬言葉を失ってしまうのだった。」

引用元:公式サイト

この「耕一の口から飛び出した思わぬ申し出」がもしかしたら馬を耕造から引き継ぐ秘策なのでは?と思いました。

しかし・・・馬主とは簡単になれるものではありません。

しかも耕一はただの大学生です。資産もありません。

そんな耕一が馬を引き継ぐにはある方法があったんです。それが相続馬限定馬主なんです。

以降では、原作のネタバレとともに相続馬限定馬主とは?一体どういう制度なのか?実在の実話のエピソードなのか?ご紹介していきます。

相続馬限定馬主とは?実話のエピソード?

相続馬限定馬主とは?

そもそも馬主になるのは、条件があります。

原作小説の中でも耕一が、栗須から「馬を相続しませんか?」と打診された時に「調べてみたけれども、2年連続で所属が1800万円以上、かつ資産総額9000万円非常が必要だとありました。あり得な過ぎて笑ってしまいます」と答えています。

庶民にはとてもではないけれども馬主になることはできません。

たとえば資産を相続できたとしても、所得が2年連続で1800万円超えというのは、簡単ではありません。というか超難しいハードルです。

しかし耕一には秘策がありました。

それが相続馬限定馬主です。

馬主が亡くなった場合、その人間が所有する馬はすべて法定相続人に相続されます。この場合に限って従来の馬主資格は適用されないとのこと。

仮に前年までに1800万円に満たなかったとしても、総資産が足りなくても、飼い葉料を負担できるのであれば馬主になれると言います(原作小説より)。

それがいわゆる隠し子、非嫡出子であっても法的に正当な相続人であれば問題ない。

その馬が引退するまでは馬主を続けることができるんです。

ただし、相続できるのはそのオーナーが亡くなる前に競走馬登録がされている馬に限ると言うものでした。

実話のエピソード?

この制度を使い、原作小説では耕造が耕一に馬を相続させることになります。

実はこのエピソード、ある実話のエピソードを原作者の早見和真さんが聞いて小説に取り入れたそうなんです。

早見さんは、小説の執筆にあたり、みっちり5年間かけて生産者、馬主、調教師、騎手など競馬関係者に取材を行ったとのこと。

特にお世話になったのは川島信二さんだと取材でお話しされていました。

川島信二さんは、かつて騎手として活躍し、特にオースミハルカとのコンビで多くの名勝負を繰り広げたことで知られる実力派ジョッキーです。

2024年2月29日をもって現役を引退し、引退後は庄野靖志厩舎で調教助手として第二のキャリアをスタートさせています。

そんな川島さんは、小説『ザ・ロイヤルファミリー』の作者である早見和真さんと以前から親しい関係にありました。作品の中で、マイル戦におけるスタートからゴールまでの完歩数に関する描写が必要となった際、早見さんは「最小の完歩数が知りたい」と川島さんに緊急で協力を依頼したそうです。

その際、川島さんはレース映像を見返しながら、一歩一歩の完歩数を丁寧に数えてくれたとのこと。
このエピソードは、小説の第二部に登場する「中条耕一」というキャラクターが、競走馬・ロイヤルリブランの跳びの大きさから距離適性を推察する重要な場面に活かされています。作中に記載されたリアルな完歩数は、まさに川島さんのアドバイスが反映された結果です。

さらに、川島さんの叔父にあたるのが故・佐々木完二さんであり、彼は馬主としても知られていました。その息子である佐々木政充さんにも、早見さんは取材を行っています。

佐々木さんとのやり取りの中で、親子間で競走馬の所有権を引き継ぐ「相続馬主制度」についての実体験を詳しく聞いたとのこと。

このエピソードが小説で生かされてラストに向けての大きなポイントになっていきます。

ロイヤルファミリー 相続馬限定馬主の原作ネタバレ!相続するために生きてください!

相続馬限定馬主で相続にもハードルが

それでは、以降では、原作小説の「相続限定馬主」の原作小説のネタバレをご紹介していきます。

「相続限定馬主」の話を聞いて、相続の打診を受けた耕一でしが、現在耕造が所有している馬の一覧を見て、顔を曇らせます。

その一覧の中に、相続したいと思っている馬は存在しませんでした。

しかしロイヤルホープの子供を相続したいと思った耕一。

耕一は、たまたまですが、母親が名付けたロイヤルハピネスとロイヤルホープを交配させて子供をつくるべきだと思っていました。

先ほどもご紹介しましたが、ただし、相続できるのはそのオーナーが亡くなる前に競走馬登録がされている馬に限ると言うもの。

ロイヤルハピネスとロイヤルホープの子供が生まれてきて、競馬馬登録ができるのは1歳11か月からとのこと。

どんなに順調にいっても、社長がホープの最初の子を競馬馬登録できるのは今から3年後でした。

当時の医師から宣告されていた余命には到底届かない期間でした。

相続するために生きてください!

耕一はあらかじめ、山王が保有している馬を研究していて、自分が希望する種の3頭を相続することに決めます。

先ほどご紹介した通り、法律や制度上、あと3年ほどの月日が必要でした。

耕一は「少なくとも、あと3年は生きてください!僕に(馬の)子供を譲ってください。」と言うのでした。

その申し出の通り、山王は3年後に亡くなります。耕造の生命力、バイタリティ、子供を思う気持ちに感動するエピソードでした

そして、栗須は山王に命じられ今度は、馬主となった耕一を支えることになる展開です。

後半は、この制度を使って「ロイヤルファミリー」「ロイヤルリブラン」「ロイヤルレイン」の3頭の馬を引き継ぎ、馬主となった中条耕一のストーリーです。

そして父親である耕造が果たせなかった有馬記念での優勝を目指して、チームで頑張っていくことになります。

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