是尾礼三郎のモデルは誰?浅野和之演じるシェイクスピア俳優【もしがく】

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菅田将暉さん主演のフジテレビの水曜ドラマ「もしがく」こと「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」で主人公・久部光成が敬愛する蜷川幸雄氏演出のシェイクスピア作品の常連俳優・是尾礼三郎(これお れいざぶろう)が登場しましたがモデルは誰なのでしょうか?

浅野和之さんが演じる是尾礼三郎のモデルは誰なのか?考察していきます。平幹二朗?

目次

もしがくで是尾礼三郎とは?蜷川幸雄氏演出のシェイクスピア作品の常連俳優

ドラマ「もしがく」こと「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」とは?

『もしがく』は、三谷幸喜さんの実体験を元にした1984年の渋谷が舞台の青春ドラマです。
物語は、夢を追う若者たちの熱気あふれる日々を描きながら、その裏にある葛藤や挫折、友情や恋模様を丁寧に描写します。

登場人物たちは、まだ“何者でもない”時代をもがきながら懸命に生きています。
演劇青年・久部三成(菅田将暉)と、放送作家志望の蓬莱省吾(神木隆之介)を中心に、現実と理想の狭間でもがく人間たちの物語です。

三谷さんは実際に20代後半、渋谷のストリップ劇場でバイトしながらコントを書いていた経験を本作に反映しています。

以下の記事では物語の舞台となる八分坂のモデルについてご紹介しています!

八分坂モデルはどこ?渋谷百軒店と一致か検証

令和の今だからこそ、あの頃の“熱気”を通じて視聴者にエールを送りたいという思いが込められています。

菅田将暉さんは、主人公・久部三成を熱演。演劇に賭ける青年のリアルな姿を体現。そして、神木隆之介さんが、三谷を投影した新人放送作家・蓬莱省吾を演じ、笑いと涙の鍵を握ります。

夢に破れた演劇の演出家の久部は、潰れかけのストリップ劇場「WS劇場」を立て直すために、そこでシェイクスピアの演劇を上演しようとし奮闘します。

是尾礼三郎とは?蜷川幸雄氏演出のシェイクスピア作品の常連俳優

そんな「もしがく」に突如登場したのが、是尾礼三郎です。

ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の第5話で突如登場し、視聴者の注目を集めた人物・是尾礼三郎(これお れいざぶろう)。その名前からも想像できるように、ただ者ではない雰囲気をまとい、物語の空気を一変させる存在感を放ちました。

作中で是尾礼三郎は、主人公・久部(菅田将暉)が手がける劇中劇「夏の夜の夢」の初日公演を観に訪れます。そして終演後、演出家・久部のもとに「直接会いたい」とやってくるのです。この時点で久部は言葉を失い、観ていた視聴者もその正体に引き込まれました。

実は是尾は、日本を代表するシェイクスピア俳優という設定です。劇中では、久部がかつて心酔していた“蜷川演出”のシェイクスピア作品に数多く出演してきたレジェンド級の俳優として描かれています。

是尾礼三郎を演じるのは、日本屈指の名バイプレイヤー・浅野和之さん。これまでに『HR』や『わが家の歴史』など、三谷幸喜作品の常連としても知られており、2024年には『リア王』でグロスター伯を演じた実力派です。今回の役どころでも、圧倒的な存在感と重厚な演技で一気に物語の中心へと躍り出ます。

是尾礼三郎のモデルは誰?平幹二朗?

是尾礼三郎のモデルは誰?

是尾礼三郎に実在モデルがいるのかどうかは不明です。

ただモデルだとすると、1980年代(1970年代も)に蜷川幸雄のシェイクスピア作品に出演していた俳優さんですよね。

蜷川作品の常連といえば、吉田鋼太郎さんが個人的に思い浮かんだのですが、吉田さんが蜷川作品に出演していたのは、1990年代以降です。

そんな中、SNSではある人物の名前が。

俳優の平幹二朗さんのお名前を出している人が多かったです。

平幹二朗とは?

舞台、映像でも大活躍だった平幹二朗さん。

1976年に蜷川幸雄演出による『近代能楽集 卒塔婆小町』で主演を務めて以降、『王女メディア』や『近松心中物語』、『NINAGAWAマクベス』、『タンゴ・冬の終わりに』、『テンペスト』、『グリークス』、『リア王』など、数多くの蜷川作品で主演として起用されました。

その舞台経験は国内にとどまらず、海外の公演でも高い評価を獲得し、長年にわたり蜷川演出の中心的存在として活躍してきました。

出演されていた年代的にも、是尾礼三郎の条件にぴったりですよね。

平幹二朗さんは2016年にお亡くなりになっています。

是尾礼三郎役の俳優は浅野和之!三谷作品の常連

そんな是尾礼三郎役を演じている浅野和之さんについてご紹介です。

1. 浅野和之の基本プロフィール

項目 内容
名前 浅野 和之(あさの かずゆき)
生年月日 1954年2月2日
出身地 東京都
身長 非公開
所属事務所 シス・カンパニー

演技派俳優として知られる浅野和之さんは、1954年生まれの東京都出身。長年にわたり舞台と映像作品の両方で活躍し、深みのある役柄を数多く演じてきました。

2. 演劇界でのキャリアスタート!三谷作品の常連

浅野さんの本格的な俳優活動は、1987年に野田秀樹さんが主宰する伝説的劇団「夢の遊眠社」への参加から始まりました。劇団が1992年に解散した後は、テレビドラマで脇を固める名バイプレーヤーとして頭角を現します。

特に、三谷幸喜さんの舞台『You Are The Top 今宵の君』(2002年)での起用以降は、三谷作品の常連として確固たる地位を築きました。

3. テレビドラマでの活躍

ドラマでは1996年の『みにくいアヒルの子』を皮切りに、『ウォーターボーイズ』(2003)、『ROOKIES』(2008)、『最後から二番目の恋』(2012)、『ドクターX 外科医・大門未知子』(2013)など多くの話題作に出演しています。

個人的には「最後から二番目の恋」の飯島直子さんの夫役のキャラクターが面白くて好きです!

近年では以下のドラマにも出演し、幅広い年齢層から支持されています。

  • 『西園寺さんは家事をしない』

  • 『鎌倉殿の13人』

  • 『元彼の遺言状』

  • 『ラジエーションハウス』

4. 映画出演作品一覧(一部抜粋)

浅野さんは映画でも幅広く活躍し、主に三谷幸喜監督作品を中心に多数出演しています。代表作は以下の通りです。

映画タイトル 公開年 役名
THE 有頂天ホテル 2005年
ザ・マジックアワー 2008年
ステキな金縛り 2010年
清須会議 2013年 明智光秀役
湯道 2023年 山岡照幸
バラシファイト 2023年 奈須宗二
橋ものがたり「約束」 2024年 卯市

演じる役柄は、温厚な人物からクセの強いキャラまで多岐にわたり、作品に深みを与える名脇役として存在感を放っています。

5. 受賞歴と評価

受賞年 賞名 内容
2005年 紀伊國屋演劇賞個人賞 舞台での安定した演技力が評価される
2006年 読売演劇大賞 最優秀男優賞
2011年 読売演劇大賞 最優秀男優賞(2度目)

これらの受賞実績は、浅野さんの演技が高い評価を受けている証です。

6. 浅野和之の魅力とは?

浅野さんの魅力は、なんといっても“自然体の演技力”と“柔軟な役作り”です。主役に寄り添い、時に存在感を上回る演技で視聴者の記憶に残ります。長年にわたって第一線で活躍しているのも、演技への情熱とプロ意識の高さによるものです。

まとめ

浅野和之さんは、舞台と映像の両方で活躍し続ける実力派俳優です。劇団からキャリアをスタートし、数々のドラマや映画で存在感を発揮。多彩な演技と温かな人柄で、多くの人に愛されている俳優の一人です。

今後もさらに多くの作品で、浅野さんの演技を目にすることができるでしょう。演劇ファンやドラマファンにとっても、注目し続けたい存在です。

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